加入者新増設工事等において、既設RDワイヤを再用しない場合の撤去費の労務工数が、形状が類似し単位当たり重量もほぼ同程度のSDワイヤを再用しないものとして撤去する場合の労務工数に比べて相当の開差を生じている事例が見受けられ、RDワイヤの撤去に要する労務工数について検討を加えて経費の節減を図る要があると認められたので、昭和48年11月に是正改善の処置を要求した。
これに対し、日本電信電話公社では、49年9月に実態調査の結果に基づいてRDワイヤ撤去作業の労務工数を実情に適合したものに改め、10月以降に契約する工事から適用する処置を講じた。