地下ケーブルと架空ケーブルの接続箇所に使用している引上げ用ガス隔壁付きケーブルについては、仕様に定尺の定めがあり、必要な長さの直近上位の定尺ものを購入することになっているため相当の端材を生じているが、このケーブルは、近年既設の空き引上げ管に布設する場合が大部分であることなどにより準備要求時点で既に必要な長さが確定しているのであるから、定尺のものに代えて必要な長さのものを購入することとして経費の節減を図る要があると認められたので、昭和49年11月に是正改善の処置を要求した。
これに対し、日本電信電話公社では、50年1月に仕様を改め、定尺を廃して必要な長さのものを購入することとし、4月の購入契約分から適用する処置を講じた。