護衛艦が定係港に停泊している間の給電方式が適切でなく、不経済となっている事例が見受けられ、購入電力の使用を積極的に考慮したり、給電方法を総合的に検討したりして適切な改善策を講じ、経費の節減を図る要があると認められたので、昭和50年11月に是正改善の処置を要求した。
これに対し、海上自衛隊では、51年1月に海上幕僚監部に艦艇給電対策委員会を設けて調査検討した結果、「あまつかぜ」については、購入電力を供給するための給電施設を51年度中に整備することとした。また、「はるな」及び「ひえい」については、停泊時に使用する発電機を装備することとし、このために必要な処置を講じた。