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  • 昭和51年度|
  • 第1章 総論|
  • 第1節 歳入歳出決算その他の概要

債権及び債務


第3 債権及び債務

(債権)

 昭和51年度債権現在額総計算書における債権の年度末現在額は、次表のとおりである。

区分 51年度末現在額 50年度末現在額 差引き増△減

歳入
千円
1,234,270,647
千円
1,049,180,504
千円
185,090,143
歳入外 18,846,219 16,389,163 2,457,056
積立金 3,677,368,798 3,120,176,926 557,191,872
資金 40,112,017,822 34,029,605,625 6,082,412,196
国民年金印紙 42,346,469 34,154,642 8,191,826
45,084,849,957 38,249,506,863 6,835,343,094

 51年度末現在額を前年度末現在額に比べると、6兆8353億4309万余円増加している。その主なものは次表のとおりである。

区分 会計 増加額
歳入 一般会計 貸付金等回収金収入 1203億2031万余円
積立金 簡易生命保険及郵便年金特別会計 政府関係機関貸付金債権 1623億8006万余円
公共団体貸付金債権 2748億4027万余円
特別法人貸付金債権 320億0227万余円
契約者貸付金債権 811億0325万余円
資金 一般会計 各税受入金債権 1085億9257万余円
資金運用部特別会計 政府関係機関貸付金債権 3兆5827億8992万余円
地方公共団体貸付金債権 1兆0857億6990万余円
特別法人貸付金債権 1兆2627億0642万余円

(債務)

 昭和51年度一般会計国の債務に関する計算書及び各特別会計債務に関する計算書における債務の年度末現在額の合計は、次表のとおりである。

種別 51年度末現在額 50年度末現在額 差引き増△減

予算総則で債務負担の限度額が定められているものに係る債務負担額
千円
106,007,349
千円
48,294,205
千円
57,713,143
歳出予算の繰越債務負担額 207,752,986 221,623,842 △13,870,855
財政法第14条の2第1項の規定に基づく継続費による債務負担額 92,843,967 90,663,521 2,180,445
財政法第15条第1項の規定に基づく国庫債務負担行為 1,472,780,420 1,170,556,536 302,223,884
財政法第15条第2項の規定に基づく国庫債務負担行為 31,302,357 27,795,778 3,506,579
法律、条約等で債務の権能額が定められているものに係る債務負担額(公債及び借入金に係るものを除く。) 135,785,951 174,165,629 △38,379,678
公債 22,964,274,716 15,815,942,675 7,148,332,040
 内国債 22,934,429,736 15,782,679,897 7,151,749,839
 外国債 29,844,979 33,262,777 △3,417,798
  英貨債 8,236,507
(10,262,793)
8,388,014
(10,451,573)
△151,507
(△188,780)
  米貨債 2,020,788
(6,561,000)
2,620,772
(8,509,000)
△599,984
(△1,948,000)
  仏貨債 4,426
(7,351)
4,433
(7,364)
△7
(△12)
  スイス貨債 8,823,100
(110,000,000)
8,823,100
(110,000,000)
  ドイツ貨債 10,760,157
(112,577,500)
13,426,457
(140,473,500)
△2,666,299
(△27,896,000)
借入金 4,633,889,500 2,860,301,855 1,773,587,644
短期証券 5,088,823,000 4,123,072,000 965,751,000
一時借入金 2,300,000 △2,300,000
他会計への繰入未済金 230,445,460 223,022,509 7,422,951
未納付益金 10,540,414 5,385,582 5,154,831
予算総則で保証及び損失補償の限度額が定められているものに係る保証債務負担額 3,759,506,574 3,040,108,026 719,398,548
法律、条約等で保証及び損失補償の権能額が定められているものに係る保証債務負担額 58,652 193,638 △134,986
外国為替資金特別会計法第5条第3項の規定に基づく保証債務負担額 308,000,000 308,000,000
39,042,011,352 28,111,425,801 10,930,585,550
備考
 外国債は邦貨換算額によるものであり、( )内で当該外貨額を示し、その単位は、英貨についてはポンド、米貨についてはドル、仏貨については千フラン、スイス貨についてはスイス・フラン、ドイツ貨についてはドイツ・マルクである。

 51年度末現在額を前年度末現在額に比べると、公債、借入金及び短期証券等が増加し、法律、条約等で債務の権能額が定められているものに係る債務負担額(公債及び借入金に係るものを除く。)、歳出予算の繰越債務負担額及び一時借入金等が減少している。

 公債について51年度末現在額を前年度末現在額に比べると、年度中に増加した額は7兆7626億3616万余円、減少した額は6143億0412万余円で、差引き7兆1483億3204万余円増加している。年度中に増加したもの及び減少したもののうち主なものは、次表のとおりである。

増加したもの

減少したもの

財政法第4条第1項ただし書の規定により発行したもの 3兆7721億5100万円 財政法第4条第1項ただし書の規定により発行したものを償還したもの 4204億7360万円
昭和51年度の公債の発行の特例に関する法律第1条の規定により発行したもの 3兆3758億9005万円 国際通貨基金通貨代用証券を償還したもの 783億1900万円
借換発行したもの 3759億円 国際開発協会通貨代用国庫債券を償還したもの 241億3222万余円
戦没者等の遺族に対する特別弔慰金として交付するため発行したもの  828億7589万円 戦没者等の妻に対する特別給付金として交付するため発行したものを償還したもの 230億4591万円

 また、借入金について51年度末現在額を前年度末現在額に比べると、年度中に増加した額は3兆9875億4505万余円、減少した額は2兆2139億5740万余円で、差引き1兆7735億8764万余円増加している。年度中に増加したもののうち主なものは、資金運用部資金からの借入れ3兆9805億4505万余円であり、減少したもののうち主なものは、資金運用部資金への償還2兆2089億4209万余円である。