ページトップ
  • 昭和53年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

国債整理基金特別会計


(5) 大蔵省所管 国債整理基金特別会計

 この特別会計は、一般会計、特別会計等からの繰入資金による国債、借入金等の償還及び利子等の支払に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 53年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに12兆3970億4953万余円、歳出では、支出済歳出額10兆9134億9060万余円、翌年度繰越額1兆4817億7404万余円、不用額685億7799万余円となっている。翌年度繰越額及び不用額はすべて国債整理基金支出(歳出予算現額12兆4638億4264万余円)の分である。

 上記の支出によって、国債8767億4746万余円、借入金4兆8400億4881万余円及び短期証券1兆8670億円が償還され、また、国債利子2兆5480億6362万余円、借入金利子3721億2111万余円及び短期証券割引料3445億6944万余円が支払われている。