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  • 昭和53年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

機械類信用保険特別会計


(28) 通商産業省所管 機械類信用保険特別会計

 この特別会計は、機械類に係る割賦販売契約及び購入資金借入保証契約並びにリース契約による取引につき信用保険を行う制度を確立することによって、中小企業の設備の近代化及び機械工業の振興に資することを目的とする機械類信用保険事業に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 53年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに52億4987万余円、歳出では、支出済歳出額12億4506万余円、不用額39億7709万余円となっている。
 前記の経理の基礎となった53年度における保険引受件数は8万余件、保険契約高は1978億9874万余円となっており、また、前記の支出に係る業務実績の主なものは保険金592件10億8679万余円の支払である。
 なお、53年度における損益についてみると、保険料等の利益38億5170万余円、保険金等の損失38億6867万余円で、1696万余円の損失を生じており、前年度からの繰越損失と合わせ7400万余円が翌年度へ繰り越されている。