この特別会計は、国が行う自動車の検査及び登録等に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
53年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに274億1715万余円、歳出では、支出済歳出額227億2967万余円、翌年度繰越額6752万余円、不用額31億0199万余円となっている。翌年度繰越額はすべて施設整備費(歳出予算現額66億6131万余円)の分であり、また、不用額の主なものは業務取扱費(同168億3940万余円)の5億9674万余円である。
上記の収入に係る業務実績の主なものは、自動車の検査1862万余件、登録1361万余件である。