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  • 昭和59年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体

日本放送協会の決算


3 日本放送協会の決算

 日本放送協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的として設置されているもので、昭和59事業年度末現在の資本は1396億4313万余円となっている。
 同協会の59事業年度の収入支出決算、損益、借入金等及び主な業務実績は次のとおりである。
 なお、放送法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第10号)の改正(昭和59年郵政省令第1号)により、収入支出決算、貸借対照表、損益計算書等の表示方法を一部変更し、59事業年度から適用することとしたため、下記項目の中には、59事業年度の額と58事業年度の額とを対比できないものもある。

1 収入支出決算

  区  分 59事業年度 (58事業年度)
(事業収支)
 (収入)
千円 千円
  収入決算額 335,410,450 293,102,163
 (支出)
  支出予算現額 314,900,882 302,107,525
  支出決算額 309,738,429 300,614,658
  予算残額 5,162,453 1,492,866
(資本収支)
 (収入)
  収入決算額 51,076,321 55,904,965
 (支出)
  支出予算現額 54,993,000 48,209,673
  支出決算額 51,054,843 48,166,970
  繰越額 3,805,688
  予算残額 132,469 42,702

2 損益

  区  分 59事業年度 (58事業年度)
(経常事業収支)

 経常事業収入
千円
336,113,722
千円
292,623,401
(うち受信料) (332,591,161) (283,974,857)
 経常事業支出 313,598,529 300,041,115
(うち国内放送費) (85,681,633) (81,938,184)
 経常事業収支差金 22,515,193 △7,417,714
(経常事業外収支)
 経常事業外収入 6,240,302  −
(うち財務収入) (5,441,596)
 経常事業外支出 5,072,213
(うち財務費) (5,072,213)
 経常事業外収支差金 1,168,089
(特別収支)
 特別収入 2,701,426 478,762
(うち固定資産売却益) (2,365,736) (433,636)
 特別支出 712,687 573,542
 (うち固定資産売却損) (559,914) (419,367)
(事業収支差金)
 当期事業収支差金   25,672,021 △7,512,494
(事業収支差金の処分)
 資本支出に充当 8,055,000  −
 翌事業年度に積立金として整理 17,617,021
 翌事業年度に積立金を減額整理 △7,512,494

3借入金等

  区  分 59事業年度末 (58事業年度末)

 借入金残高
千円
20,760,000
千円
18,720,000
 (市中金融機関)
 放送債券未償還残高 51,570,000 48,620,000
 積立金残高 443,574 72,599,203

4 主な業務実績

  区  分 59事業年度 (58事業年度)
(1日平均放送時間)
 国内放送
  テレビジョン(総合放送及び教育放送) 36時間18分 35時間54分
  ラジオ(第1放送、第2放送及びFM放送) 55時間56分 55時間42分
 国際放送
  ラジオ(全地域向け放送及び特定地域向け放送) 40時間 37時間
(受信契約)
 事業年度末受信契約件数 31,061千件 30,798千件
 受信料調定額 332,591,161千円 283,974,857千円
 未収金 11,801,183千円 9,581,080千円
 収納率(調定額に対する調定年度内の収納額の比) 96.45% 96.63%