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  • 昭和61年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 4 公団、事業団その他8団体の決算

本州四国連絡橋公団


(9) 本州四国連絡橋公団

 この公団は、本州と四国の連絡橋に係る有料の道路及び鉄道の建設並びに管理を総合的かつ効率的に行うことなどにより、本州と四国の間の交通の円滑化を図り、もって国土の均衡ある発展と国民経済の発達に資することを目的として設置されているもので、61事業年度末現在の資本金は1839億1550万円(うち国の出資1291億7750万円)となっている。
 同公団の61事業年度の収入支出決算、損益、借入金等及び主な業務実績は次のとおりである。

1 収入支出決算

  区分

61事業年度 (60事業年度)
(収入)
 収入決定済額 千円
444,164,780
千円
443,421,304
(支出)
 支出予算現額 479,868,008 483,780,720
 支出決定済額 444,698,990 442,381,228
 翌事業年度繰越額 22,637,334 32,180,573
 不用額 12,531,683 9,218,917

 翌事業年度繰越額の主なものは一般国道30号及本四備讃線共用部建設費(支出予算現額1409億8109万余円)の76億7891万余円、不用額の主なものは債券等取扱諸費(同1232億2553万円)の81億1384万余円である。

2 損益

  区分

61事業年度 (60事業年度)
 収益 千円
8,548,549
千円
9,284,653
 (うち道路料金収入) (6,985,674) (6,798,512)
 費用 36,761,081 31,345,166
 損失 28,212,531 22,060,512
(損失の処理)
 繰越欠損金として整理 28,212,531 22,060,512
(繰越欠損金 68,747,592 40,535,061)

3 借入金等

  区分

61事業年度末 (60事業年度末)
 借入金残高 千円
571,334,630
千円
429,149,000
 (市中金融機関等)
 本州四国連絡橋債券発行残高 1,267,172,600 1,072,678,200

4 主な業務実績

  区分

61事業年度 (60事業年度)
 供用(事業年度末現在) 神戸・鳴門ルート21km 神戸・鳴門ルート21km
(大鳴門橋を含む有料道路) (大鳴門橋を含む有料道路)
尾道・今治ルート16km 尾道・今治ルート16km
(大三島橋及び因島大橋を含む有料道路) (大三島橋及び因島大橋を含む有料道路)
 建設 大鳴門橋関連の未供用区間、児島・坂出ルート及び明石海峡大橋ほか2橋 児島・坂出ルート及び大鳴門橋ほか1橋