この会社は、国内電気通信事業を経営することを目的として設置されているもので、61営業年度末現在の資本金は7800億円(うち国の出資6825億円)となっている。
同会社の61営業年度の貸借対照表、損益計算書及び業務実績の概要は次のとおりである。
なお、60営業年度においては「電気通信事業会計規則」(昭和60年郵政省令第26号)の適用について、郵政大臣の許可を受けて、会計の整理に関する特別措置により貸借対照表を作成したが、61営業年度においては特別措置によらず、同規則に基づき貸借対照表を作成することとしたので、下記項目の中には61営業年度の額と60営業年度の額とを対比できないものもある。
1 貸借対照表
区分 | 61営業年度末 | (60営業年度末) |
資産 | 千円 10,873,260,975 |
千円 10,926,503,963 |
(うち機械設備) | (2,490,254,746) | |
(うち土木設備) | (1,770,813,248) | |
(うち市内線路設備) | (1,500,819,754) | |
負債 | 7,375,696,675 | 7,459,798,767 |
(うち社債) | (3,910,877,564) | (4,159,702,645) |
(うち長期借入金) | (134,297,280) | (60,777,210) |
(市中金融機関等) | ||
資本 | 3,497,564,300 | 3,466,705,196 |
(うち資本金) | (780,000,000) | (780,000,000) |
(うち資本準備金) | (2,546,076,000) | (2,546,076,000) |
2 損益計算書
区分 | 61営業年度 | (60営業年度) |
経常収益 | 千円 5,398,415,047 |
千円 5,134,063,047 |
(うち電気通信事業営業収益) | (5,090,157,734) | (4,931,308,031) |
(うち附帯事業営業収益) | (263,424,112) | (160,101,953) |
経常費用 | 5,040,458,944 | 4,817,933,851 |
(うち電気通信事業営業費用) | (4,378,943,351) | (4,219,336,133) |
(うち附帯事業営業費用) | (251,858,301) | (187,733,899) |
経常利益 | 357,956,103 | 316,129,196 |
法人税及び住民税 | 209,900,000 | 175,500,000 |
当期利益 | 148,056,103 | 140,629,196 |
前期繰越利益 | 54,632,196 | − |
中間配当額 | 39,000,000 | − |
中間配当に伴う利益準備金積立額 | 3,900,000 | − |
当期未処分利益 | 159,788,300 | 140,629,196 |
(利益の処理) | ||
利益準備金 | 3,900,000 | 7,800,000 |
配当金 | 39,000,000 | 78,000,000 |
役員賞与金 | 178,000 | 197,000 |
別途積立金 | 30,000,000 | − |
翌営業年度へ繰越 | 86,710,300 | 54,632,196 |
3 主な業務実績
区分 | 61営業年度 | (60営業年度) |
年度末一般加入電話等加入数 | 47,825千加入 | 46,093千加入 |
年度末公衆電話機数 | 834千個 | 909千個 |
年間電報発信通数 | 40,050千通 | 40,656千通 |
年度末一般専用サービス回線数 | 574千回線 | 534千回線 |
年度末データ通信設備サービス公衆システム端末数 | 20千端末 | 15千端末 |
年度末データ通信設備サービス各種システム数 | 92システム | 85システム |