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  • 平成14年度|
  • 第3章 個別の検査結果|
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職員の不正行為による損害が生じたもの


(265)職員の不正行為による損害が生じたもの

部局等の名称 (1)  阿倍野支店
(2) 高崎支店
不正行為期間 (1) 平成12年3月〜7月
(2) 平成12年8月〜14年10月
損害物品の種別 登記印紙
損害額 (1) 1,587,000円  
(2) 8,798,400円  
10,385,400円  

 本件は、阿倍野、高崎両支店において、職員が、平成12年3月から14年10月までの間に、次のように不動産調査に使用する登記印紙計10,385,400円分を領得したものである。
〔1〕 阿倍野支店において、融資第二課調査役として融資審査事務に従事中、12年3月から7月までの間に、物品出納職員等から登記印紙の払出しを受けることを同課課長から任されていた立場を利用し、同課として実際に必要とする数量以上の登記印紙の払出しを受けて計1,587,000円分を領得した。
〔2〕 高崎支店において、業務課長として債権管理事務に従事中、12年8月から14年10月までの間に、登記印紙の職員への交付を自らが管理する立場を利用し、同課として実際に必要とする数量以上の登記印紙の払出しを受けるなどして計8,798,400円分を領得した。
 なお、本件損害額については、14年12月に全額が同人から返納されている。