国立病院機構

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（２６）独立行政法人国立病院機構

　この独立行政法人は、医療の提供、医療に関する調査及び研究並びに技術者の研修等の業務を行うことにより、国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療その他の医療であって、国の医療政策として担うべきものの向上を図り、もって公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的として設置されているものである。その資本金は１７事業年度末現在で１４３７億５８２７万余円（全額国の出資）となっている。
　同法人の１７事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

１　貸借対照表

区分	17事業年度末	(16事業年度末)
	千円	千円
資産	1,149,016,508	1,150,569,787
(うち建物)	(354,749,357)	(362,372,333)
(うち土地)	(480,018,746)	(478,406,608)
負債	897,372,109	912,547,810
(うち未払金)	(47,845,354)	(57,784,700)
(うち長期借入金)	(672,215,127)	(706,948,367)
資本	251,644,399	238,021,976
(うち資本金)	(143,758,276)	(144,240,591)
(うち資本剰余金)	(109,119,930) (注)	(95,342,248)
(うち繰越欠損金)	(1,233,808)	(1,560,864)

２　損益計算書

区分	17事業年度	(16事業年度)
	千円	千円
経常収益	766,475,318	746,059,332
(うち医業収益)	(700,436,454)	(682,648,047)
(うち運営費交付金収益)	(50,823,357)	(51,543,433)
経常費用	762,911,653	745,863,065
(うち給与費)	(425,590,577)	(423,809,342)
臨時利益	654,640	23,277,134
臨時損失	3,891,250	25,034,266
当期純利益(△当期純損失)	327,055	△1,560,864
当期総利益(△当期総損失)	327,055	△1,560,864
(損失の処理)
(当期未処理損失)
当期総利益(△当期総損失)	327,055	△1,560,864
前期繰越欠損金	1,560,864	—
(損失処理額)
次期繰越欠損金	1,233,808	1,560,864

３　主な業務実績

区分	17事業年度	(16事業年度)
病院数	146箇所	149箇所
入院患者延べ数	17,512千人	17,983千人
外来患者延べ数	12,665千人	12,924千人

　なお、この法人について検査した結果、｢第４章　国会及び内閣に対する報告並びに国会からの検査要請事項に関する報告等」に「財投機関における財政投融資改革後の財務状況と特殊法人等改革に伴う財務処理の状況について」 を掲記した。