簡易生命保険特別会計

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（３４）郵政省所管　簡易生命保険特別会計

　この特別会計は、簡易生命保険の事業の経営に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
　同特別会計の積立金は、簡易生命保険事業の経営を健全なものとするため、「簡易生命保険の積立金の運用に関する法律（昭和２７年法律第２１０号）に基づいて郵政大臣が管理し、運用している。
　同特別会計の６年度の歳入歳出決算、積立金及びその運用資産並びに主な業務実績は次のとおりである。

1　歳入歳出決算

　不用額の主なものは、保険費（歳出予算現額８兆９６３０億５１２５万余円）の９００３億８１９３万余円、郵政事業特別会計へ繰入（同７５８９億６２１０万余円）の８９４億９２３０万余円及び諸支出金（同５２９４億３８２８万余円）の５３６億０５２８万余円である。

2　積立金及びその運用資産

（注１） 　このうち外貨債券の現在額は３，３６０，４１５，０８３千円である。その外貨による取得価額（９，６９２，８２２，９８９．３９米ドルほか）を６年度末の実勢為替相場により円換算すると２，４５６，２３８，１０８千円となり、上記現在額を９０４，１７６，９７５千円下回ることとなる。

（注２） 「簡易生命保険の積立金の運用に関する法律」第４条の規定により、６年度から簡易保険福祉事業団に資金を寄託して運用することとされたものである。

3　主な業務実績