この会社は、航空輸送の円滑化を図り、もって航空の総合的な発達に資するため、関西国際空港の設置及び管理を効率的に行うことなどを目的として設立されているものである。その資本金は10営業年度末現在で4950億円(うち国の出資3300億円)となっている。
同会社の10営業年度の貸借対照表、損益計算書及び業務実績の概要は次のとおりである。
1 貸借対照表
区分 | 10営業年度末 | (9営業年度末) |
資産 (うち空港事業固定資産) (うち建設仮勘定) |
千円 1,469,462,245 (1,239,775,248) (90,495,474) |
千円 1,423,948,016 (1,257,131,641) (21,569,399) |
負債 (うち社債) (うち長期借入金) |
1,107,754,889 (726,094,845) (334,204,200) |
1,085,729,960 (734,585,945) (300,152,800) |
(日本開発銀行等) | ||
資本 (うち資本金) (うち欠損金) |
361,707,356 (495,000,000) (133,292,643) |
338,218,056 (448,050,000) (109,831,943) |
2 損益計算書
区分 | 10営業年度 | (9営業年度) |
経常収益 (うち施設使用料収入) |
千円 118,563,990 (71,500,144) |
千円 120,671 696 (71,770,774) |
経常費用 (うち支払利息) |
141,951,735 (47,263,784) |
144,951,233 (50,704,318) |
経常損失 | 23,387,745 | 24,279,537 |
特別損失 | 66,031 | 83,687 |
法人税等 | 6,922 | 6,922 |
当期損失 | 23,460,699 | 24,370,146 |
前期繰越損失 | 109,831,943 | 85,461,796 |
当期未処理損失 | 133,292,643 | 109,831,943 |
(損失の処理) | ||
次期繰越損失として処理 | 133,292,643 | 109,831,943 |
3 業務実績
区分 | 10営業年度 | (9営業年度) | |
空港の供用 | 航空機発着回数 | 117,594回 | 121,355回 |
航空旅客数 | 19,288,191人 | 19,508,140人 | |
航空貨物取扱数量 | 737,571t | 728,765t | |
航空燃料供給量 | 2,112,418kl | 2,169,127kl |