ページトップ
  • 平成11年度|
  • 第3章 個別の検査結果|
  • 第1節 省庁別の検査結果|
  • 第11 労働省|
  • 不当事項|
  • 不正行為

職員の不正行為による損害が生じたもの


(229)職員の不正行為による損害が生じたもの

会計名及び科目 労働保険特別会計(雇用勘定) (項)失業等給付費
部局等の名称 室蘭公共職業安定所伊達分室及び札幌公共職業安定所
不正行為期間 平成10年4月〜11年11月
損害金の種類 雇用保険の失業等給付金
損害額 9,908,840円

 本件は、室蘭公共職業安定所伊達分室及び札幌公共職業安定所において、労働事務官本田某が、雇用保険の失業の認定等の事務に従事中、平成10年4月から11年11月までの間に、端末装置を使用し、複数の架空労働者名により、虚偽の被保険者記録を作成するなどし、自ら開設した金融機関口座に振り込ませて、失業等給付金計9,908,840円を領得したものである。
 なお、本件損害額については、12年10月末までに4,442,856円が同人から返納されている。