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  • 平成11年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

石炭並びに石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計


(11) 大蔵省、通商産業省及び労働省所管 石炭並びに石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計

 この特別会計は、国が行う石炭対策並びに石油及びエネルギー需給構造高度化対策に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているもので、その財源には主として原油等関税の収入及び一般会計からの繰入金が充てられている。
 同特別会計は、石炭勘定と石油及びエネルギー需給構造高度化勘定の2勘定に区分して経理されており、その勘定別の11年度の歳入歳出決算及び主な業務実績は次のとおりである。

(石炭勘定)

1 歳入歳出決算

  区分 11年度 (10年度)
千円 千円
(歳入)
 徴収決定済額 91,383,610 114,586,876
 収納済歳入額 91,383,610 114,584,569
 不納欠損額 2,307
(歳出)
 歳出予算現額 98,841,220 126,863,921
 支出済歳出額 65,539,085 77,162,815
 翌年度繰越額 19,789,272 28,341,106
 不用額 13,512,863 21,360,000

 翌年度繰越額の主なものは、鉱害対策費(歳出予算現額676億3679万余円)の179億6838万余円及び石炭鉱業合理化安定対策費(同89億9195万余円)の10億5690万余円である。また、不用額の主なものは、鉱害対策費の89億3743万余円及び石炭鉱業合理化安定対策費の28億9381万余円である。

2 主な業務実績

  区分 11年度 (10年度)
千円 千円
 鉱害復旧事業資金補助金の交付 34,895,110 41,771,645
 産炭地域開発就労事業費等補助金の交付 8,015,499 8,948,928
 新エネルギー・産業技術総合開発機構事務費等交付の交付金 5,529,814 6,137,253

(石油及びエネルギー需給構造高度化勘定)

1 歳入歳出決算

  区分 11年度 (10年度)
千円 千円
(歳入)
 徴収決定済額 918,999,594 928,856,563
 収納済歳入額 918,999,594 928,856,563
(歳出)
 歳出予算現額 787,664,658 786,189,762
 支出済歳出額 462,484,957 499,408,339
 翌年度繰越額 158,339,105 158,186,568
 不用額 166,840,594 128,594,854

 翌年度繰越額の主なものは、石油安定供給対策費(歳出予算現額5637億2875万余円)の1201億0065万余円、エネルギー需給構造高度化対策費(同1720億7452万余円)の370億8721万余円及び石油生産流通合理化対策費(同442億5615万余円)の11億5123万余円である。また、不用額の主なものは、石油安定供給対策費の1259億4693万余円、エネルギー需給構造高度化対策費の186億8746万余円及び石油生産流通合理化対策費の184億7452万余円である。

2 主な業務実績

  区分 11年度 (10年度)
千円 千円
 石油公団に対する交付金の交付 200,829,848 196,307,364
 石油公団備蓄増強対策補給金の交付 64,339,030 71,041,038
 エネルギー使用合理化技術開発費等補助金の交付 42,337,154 46,952,066