JavaScript対応ブラウザで表示してください。
9年11月の株式会社北海道拓殖銀行等の大型の金融機関の破綻、10年10月及び12月の日本長期信用銀行及び日本債券信用銀行の破綻により、ジャパン・プレミアムが発生し、一時1%程度まで拡大した。しかし、11年3月の資本増強の実施以後は、日本の金融システムに対するセーフティー・ネットが恒久措置として整備されたことなどを背景として、14年3月末までの3年間にわたり、ジャパン・プレミアムが図2のとおり、ほぼ解消された状況が続いている。
図2 ジャパン・プレミアムの発生状況(3箇月もの)