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  • 平成13年度|
  • 第4章 特定検査対象に関する検査状況|
  • 第16 国の機関が内部監査として実施する会計監査の状況について|
  • 別表 省庁別の会計監査実施体制の状況

郵政事業庁


11 郵政事業庁

会計監査機構 監査担当職員数 組織区分別監査対象 会計実地監査実施状況
名称 機構数 専担 兼務 組織区分 箇所数 施行箇所数 総人日数
(うち応援分)
◎総務部財務課 1 11 0 11 内部部局
施設等機関
地方支分部局
6
54
20,346
6
1
22
24(  0)
6(  0)
364(  0)
小計 1 11 0 11   20,406 29 394(  0)
●地方郵政局財務部管理課等 12 65 0 65 施設等機関
地方支分部局
53
20,336
5
4,776
14(  4)
8,865(5,592)
小計 12 65 0 65   20,389 4,781 8,879(5,596)
13 76 0 76   20,406 4,806 9,273(5,596)

(監査体制)

 郵政事業庁の会計監査は、郵政事業庁設置法(平成11年法律第92号)及び郵政事業特別会計規程等に基づき、本庁総務部財務課、地方郵政局財務部管理課及び沖縄総合通信事務所総務部財務課が、それぞれ分掌している。
 監査担当職員及び監査対象箇所は、郵政事業庁全体では、専担76人で、20,406箇所である。

(監査方法及び内容)

 監査は、郵政事業特別会計事務取扱手続(以下「事務取扱手続」という。)に基づき、毎年度、本庁総務部長が当該年度の監査に関する基本方針及び重点監査項目等を明らかにした基本計画を策定し、これに基づいて各会計監査機構における監査実施予定箇所、監査項目等を定めた実施計画を作成し、書面監査及び実地監査により行っている。
 実地監査は、実施計画に基づき、本庁総務部財務課では、地方郵政局等及び地方郵政監察局について毎年度1回実施している。財務部管理課等では、当該年度に本庁総務部財務課が行う実地監査箇所と重複しないよう考慮し、普通郵便局は3年に1回、特定郵便局は4年に1回程度実施している。

(実地監査の実施状況)

 13年度における実地監査は、20,406箇所中4,806箇所(施行率23.5%)について9,273人日(うち応援分5,596人日、応援割合60.3%)実施している。

(監査報告及び監査結果の処理)

 監査結果は、事務取扱手続に基づき、部局長(本庁総務部長又は地方郵政局長)に文書で報告している。
 地方郵政局長は、書面監査の結果と併せて、監査の実施状況について監査実施状況報告書を作成し、本庁総務部長に報告している。本庁総務部長は、地方郵政局長からの報告と併せて、毎年度、事態の概要、部局名、金額、発生原因、改善の方策等について、「指示事項」、「勧告事項」、「考究事項」及び「その他参考事項」の指摘基準ごとに記述した監査年次報告書を作成し、総務省郵政企画管理局長に報告している。

(その他:郵政監察の状況)

 郵政事業庁は、郵政事業庁設置法等に基づき、本庁、地方郵政監察局等に郵政監察官等を配置し、郵政業務の実施状況について考査等を行っている。この考査は、業務全般を対象とする総合考査を定期に、特定のテーマを対象とする特別考査を随時に、それぞれ実施している。
 13年度は、全郵便局20,238箇所に対して総合考査を7,155箇所(施行率35.3%)、特別考査を19,866箇所(同98.1%)実施しており、全郵便局に対して、ほぼ年1回の会計監査又は考査を行っている。