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  • 平成13年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • (3) 独立行政法人の決算

独立行政法人さけ・ます資源管理センター


(17) 独立行政法人さけ・ます資源管理センター

 この独立行政法人は、さけ類及びます類のふ化及び放流等を行うことにより、さけ類及びます類の適切な資源管理に資することを目的として設置されているものである。その資本金は13事業年度末現在で54億6650万余円(全額国の出資)となっている。
 同法人の13事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
 なお、同法人は、13年4月1日、独立行政法人さけ・ます資源管理センター法(平成11年法律第190号)附則第5条の規定により国が有する権利及び義務のうち農林水産省のさけ・ます資源管理センターに関する権利及び義務を承継して設立されたものである。

1 貸借対照表

区分 13事業年度末  
  千円  
資産 5,988,447  
(うち建物) (3,223,783)  
(うち構築物) (1,581,109)  
負債 354,554  
(うち未払金) (111,867)  
(うち資産見返負債) (148,950)  
資本 5,633,892  
(うち資本金) (5,466,502)  
(うち資本剰余金) (△64,112)(注)  
(注)
 損益外減価償却累計額△341,041千円が含まれている。

2 損益計算書

区分 13事業年度  
  千円  
 経常費用 2,074,637  
 (うち研究業務費) (1,579,633)  
 経常収益 2,306,038  
 (うち運営費交付金収益) (1,675,761)  
 (うち受託収入) (22,709)  
 経常利益 231,400  
 臨時利益 101  
 当期総利益 231,502  
(利益の処分)    
 積立金 231,502  

3 主な業務実績

区分 13事業年度  
幼稚魚放流数    
サケ 217,844千尾  
カラフトマス 3,764千尾  
サクラマス 2,068千尾  
ベニザケ 240千尾  

 なお、この法人について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「独立行政法人の会計経理について、資産及び費用等の認識・計上処理を適切に行い、正確な財務諸表等の作成を期するよう是正改善の処置を要求したもの」 を掲記した。