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  • 平成13年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • (3) 独立行政法人の決算

独立行政法人水産総合研究センター


(25) 独立行政法人水産総合研究センター

 この独立行政法人は、水産に関する総合的な試験及び研究等を行うことにより、水産に関する技術の向上に寄与することを目的として設置されているものである。その資本金は13事業年度末現在で417億7003万余円(全額国の出資)となっている。
 同法人の13事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
 なお、同法人は、13年4月1日、独立行政法人水産総合研究センター法(平成11年法律第199号)附則第5条の規定により国が有する権利及び義務のうち農林水産省の水産研究所、養殖研究所及び水産工学研究所に関する権利及び義務を承継して設立されたものである。

1 貸借対照表

区分 13事業年度末  
  千円  
資産 48,437,166  
(うち建物) (15,408,539)  
(うち船舶) (12,343,797)  
負債 7,020,071  
(うち未払金) (2,703,258)  
(うち長期借入金) (1,441,000)  
資本 41,417,095  
(うち資本金) (41,770,036)  

(うち資本剰余金)
(注)
(△1,912,208)
 
 損益外減価償却累計額△2,220,350千円が含まれている。

2 損益計算書

区分 13事業年度  
  千円  
 経常費用 16,799,545  
 (うち研究業務費) (13,889,796)  
 経常収益 18,358,813  
 (うち運営費交付金収益) (10,414,582)  
 (うち受託収入) (4,606,305)  
 経常利益 1,559,267  
 当期総利益 1,559,267  
(利益の処分)    
 積立金 1,559,267  

3 主な業務実績

水産資源の持続的利用のための調査研究の高度化
水産生物の機能の解明及び積極的な資源造成と養殖技術の高度化
水域生態系の構造・機能及び漁場環境の動態の解明とその管理・保全技術の開発
水産業の安定的経営と漁業地域の活性化のための研究の推進
消費者ニーズに対応した水産物供給の確保のための研究の推進
国際的視野に立った研究の推進

 なお、この法人について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「独立行政法人の会計経理について、資産及び費用等の認識・計上処理を適切に行い、正確な財務諸表等の作成を期するよう是正改善の処置を要求したもの」 を掲記した。