平成１４年度決算検査報告
平成１４年１１月から１５年１０月までの間に、所管庁から物品管理職員の管理する物品の亡失又は損傷についての通知を受理したものは１２，０４９件２，１３０，７０２，４８２円である。これに繰越し分７７件３３４，７５２，８６１円を加え、処理を要するものは１２，１２６件２，４６５，４５５，３４３円であり、そのうち上記の期間内に処理したものは１２，０６８件２，３３８，１２７，７９９円である。
処理を要するもの及び処理したものの所管別内訳は、次表のとおりである。
処理したもののうち内閣府の金額が多いのは、主として、防衛庁において試験中又は訓練中に高速標的機等の高額な物品の亡失又は損傷があったことによる。
処理したものの内訳は次のとおりである。
| 〔1〕 | 物品管理職員が物品の管理行為について善良な管理者の注意を怠ったことによるものではないと認めたもの | ||
| ４，９５０件 | １，８９５，０１８，１８２円 | ||
| 〔2〕 | 総務省の切手類管理職員の管理する切手類が損傷したもので、切手類管理職員の故意又は重大な過失によるものではないと認めたもの | ||
| ６，４５４件 | ３０９，０５７円 | ||
| 〔2〕 | 物品管理職員の管理する物品が亡失し又は損傷したことによって生じた損害の全額が既に補てんされているものなど | ||
| ６６４件 | ４４２，８００，５６０円 | ||