平成１５年度決算検査報告
平成１５年１１月から１６年９月までの間に、所管庁から物品管理職員の管理する物品の亡失又は損傷についての通知を受理したものは９，７３１件１３，９５１，６４３，５３４円である。これに繰越し分５８件１２７，３２７，５４４円を加え、処理を要するものは９，７８９件１４，０７８，９７１，０７８円であり、そのうち上記の期間内に処理したものは９，７４５件１，０３７，２９５，７８９円である。
処理を要するもの及び処理したものの所管別内訳は、次表のとおりである。
処理したもののうち内閣府の金額が多いのは、主として、防衛庁において訓練中に高速標的機等の高額な物品の亡失又は損傷があったことによる。
処理したものの内訳は次のとおりである。
| 〔1〕 物品管理職員が物品の管理行為について善良な管理者の注意を怠ったことによるものではないと認めたもの | ||
5,713件
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611,594,783円 | |
| 〔2〕 総務省の切手類管理職員の管理する切手類が損傷したもので、切手類管理職員の故意又は重大な過失によるものではないと認めたもの | ||
| 3,508件 | 275,340円 | |
| 〔3〕 物品管理職員の管理する物品が亡失し又は損傷したことによって生じた損害の全額が既に補てんされているものなど | ||
| 524件 | 425,425,666円 | |