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  • 平成15年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • [2]独立行政法人の決算

独立行政法人水資源機構


(18)独立行政法人水資源機構

 この独立行政法人は、水資源の開発又は利用のための施設の改築等及び水資源開発施設等の管理等を行うことにより、産業の発展及び人口の集中に伴い用水を必要とする地域に対する水の安定的な供給の確保を図ることを目的として設置されているものである。その資本金は15事業年度(注1) 末現在で90億6036万余円(全額国の出資)となっている。
 なお、同法人は、15年10月1日、独立行政法人水資源機構法(平成14年法律第182号)附則第2条の規定により国が承継する資産を除き解散した水資源開発公団(注2) の一切の権利及び義務を承継して設立されたものである。
 同法人の15事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

(注1)  独立行政法人水資源機構の15事業年度は、15年10月1日から16年3月31日までである。
(注2)  水資源開発公団の15年9月30日現在における貸借対照表上の資産は4兆7554億0063万余円、負債は4兆6968億0402万余円及び資本は585億9660万余円である。

1 貸借対照表

区分 15事業年度末
  千円
資産 4,705,717,389
(うち構築物) (2,180,418,981)
(うち事業用建設仮勘定) (1,241,579,657)
負債 4,635,677,054
(うち資産見返負債) (3,265,064,070)
(うち長期借入金) (917,718,883)
資本 70,040,335
(うち資本金) (9,060,366)
(うち資本剰余金) (△293,148)(注3)
(うち利益剰余金) (61,273,117)

(注3) 損益外減価償却累計額△173,189千円が含まれている。

2 損益計算書

区分 15事業年度
  千円
 経常費用 84,404,327
 (うち管理業務費) (19,720,550)
 経常収益 89,590,788
 (うち補助金等収益) (19,411,427)
 経常利益 5,186,460
 臨時損失 5,629,229
 臨時利益 5,740,479
 当期純利益 5,297,710
 目的積立金取崩額 957,159
 当期総利益 6,254,870
(利益の処分)  
 (当期未処分利益)  
  当期総利益 6,254,870
 (利益処分額)  
  積立金 6,254,870

3 主な業務実績

区分 15事業年度
ダム等事業 11箇所
用水路等事業 6箇所
ダム、用水路等施設の管理 48箇所