この特別会計は、国有林野事業を国有林野の有する公益的機能の維持増進を基本としつつ企業的に運営し、その健全な発達に資することを目的として、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
なお、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律(平成18年法律第9号)に基づき、18年4月1日に従来の国有林野事業勘定及び治山勘定の勘定区分が廃止された。
同特別会計の18年度の歳入歳出決算、損益、借入金及び主な業務実績は次のとおりである(注)
。
(ア) 歳入歳出決算
区分
|
18年度
|
17年度
|
千円
|
千円
|
|
(歳入)
|
||
徴収決定済額
|
428,014,804
|
−
|
収納済歳入額
|
426,965,850
|
−
|
不納欠損額
|
24,718
|
−
|
収納未済歳入額
|
1,024,235
|
−
|
(歳出)
|
||
歳出予算現額
|
505,911,506
|
−
|
支出済歳出額
|
413,460,092
|
−
|
翌年度繰越額
|
67,189,049
|
−
|
不用額
|
25,262,364
|
−
|
翌年度繰越額の主なものは、治山事業費(歳出予算現額666億1006万余円)の333億6523万余円、国有林野事業費(歳出予算現額4250億0273万余円)の290億9939万余円、北海道治山事業費(歳出予算現額112億8762万余円)の37億4942万余円である。また、不用額の主なものは国有林野事業費の230億6802万余円である。
(イ) 損益
区分
|
18年度
|
(17年度)
|
千円
|
千円
|
|
利益
(うち売上高)
|
154,144,088
(24,096,741)
|
−
|
損失
(うち経営費)
|
187,316,653
(60,615,188) |
−
|
損失金
|
33,172,565
|
|
前年度繰越損失金
|
312,869,762
|
|
翌年度繰越損失金
|
346,042,327
|
(ウ) 借入金
区分
|
18年度末
|
(17年度末)
|
千円
|
千円
|
|
借入金現在額
(財政融資資金等)
|
1,279,507,761
|
−
|
(エ) 主な業務実績
区分
|
18年度
|
(17年度)
|
立木売払い
|
1,445千m3
|
−
|
製品売払い
|
1,470千m3
|
−
|
立木の保育
|
66千ha
|
−
|
林道改良
|
711km
|
−
|
直轄治山事業
|
1,852箇所
|
−
|