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  • 平成18年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

都市開発資金融通特別会計


(30) 国土交通省所管  都市開発資金融通特別会計

 この特別会計は、次の資金の貸付けに関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
〔1〕 地方公共団体が行う都市公共施設用地の買取り等に必要な資金
〔2〕 地方公共団体が行う、市街地再開発組合等による市街地再開発事業の施行等に要する資金の貸付けに必要な資金
〔3〕 地方公共団体が行う、土地区画整理組合等による土地区画整理事業の施行等に要する資金の貸付けに必要な資金
〔4〕 独立行政法人都市再生機構が行う宅地の造成等に必要な資金
〔5〕 土地開発公社が行う公共事業予定地等の買取りに必要な資金
〔6〕 「民間都市開発の推進に関する特別措置法」(昭和62年法律第62号)に基づき指定された民間都市開発推進機構等が行う業務に必要な資金
 同特別会計の18年度の歳入歳出決算、損益、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。

(ア) 歳入歳出決算

 区分
18年度
(17年度)
 
千円
千円
(歳入)
 
 
 徴収決定済額
69,996,474
82,513,371
 収納済歳入額
69,996,474
82,513,371
(歳出)
 
 
 歳出予算現額
57,773,024
77,654,902
 支出済歳出額
36,860,443
54,952,979
 翌年度繰越額
4,750,000
6,689,833
 不用額
16,162,580
16,012,089

 不用額の主なものは都市開発資金貸付金(歳出予算現額279億2383万余円)の161億3746万余円である。
 なお、18年度において、特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)附則第259条の規定により、収納済歳入額と支出済歳出額との差引きのうち5億8789万余円を、19年度の一般会計の歳入に繰り入れることとされた。

(イ) 損益

 区分
18年度
(17年度)
 
千円
千円
利益
(うち利子収入)
1,463,587
(1,463,586)
2,209,434
(2,209,431)
損失
(うち支払利子)
1,258,337
(1,252,623)
2,107,552
(2,100,555)
利益金
205,250
101,882
前年度繰越損失金
2,661,964
2,763,846
翌年度繰越損失金
2,456,713
2,661,964

(ウ) 借入金

 区分
18年度末
(17年度末)
 
千円
千円
借入金現在額(財政融資資金)
60,607,809
83,571,903

(エ) 主な業務実績

a 貸付実績

区分
 
18年度
(17年度)
(地方公共団体貸付)
 
 
 
 都市公共施設用地買取資金貸付
件数
16件
15件
 
面積
53,858m2
38,075m2
 
金額
3,564,000千円
4,279,000千円
 市街地再開発事業等資金貸付
件数
5件
7件
 
金額
459,000千円
857,900千円
 組合等土地区画整理資金貸付
件数
18件
24件
 
金額
1,009,350千円
1,370,260千円
(都市再生機構貸付)
 
 
 
 都市開発資金貸付
件数
3件
3件
 
金額
545,000千円
545,000千円
(土地開発公社貸付)
 
 
 
 特定公共用地等買取資金貸付
件数
1件
3件
 
面積
3,609m2
13,411m2
 
金額
196,000千円
496,000千円
(民間都市開発推進機構貸付)
 
 
 
 都市開発資金貸付
件数
3件
4件
 
金額
1,263,016千円
1,764,167千円


b 貸付金回収

 
 
18年度
(17年度)
 
 
千円
千円
 
金額
35,184,478
47,804,076

c 貸付金現在額

 
 
18年度末
(17年度末)
 
 
千円
千円
 
金額
274,119,155
302,267,267