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  • 平成19年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 4 その他の団体の決算

東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社


(8) 東日本電信電話株式会社、(9) 西日本電信電話株式会社

 両会社は、地域電気通信事業を経営することを目的として設立されているものである。両会社の資本金は19事業年度末現在で東日本電信電話株式会社3350億円、西日本電信電話株式会社3120億円(両会社とも全額日本電信電話株式会社の出資)となっている。
 両会社の19事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

東日本電信電話株式会社

(ア) 貸借対照表

区分
19事業年度末
千円
(18事業年度末)
千円
 資産
 (うち機械設備)
 (うち市内線路設備)
 (うち土木設備)
3,752,700,240
(481,966,400)
(752,066,953)
(673,734,898)
3,949,969,514
(546,813,777)
(723,184,339)
(704,138,427)
 負債
 (うち関係会社長期借入金)
1,702,049,399
(605,148,044)
1,961,405,581
(577,567,633)
 純資産
 (うち資本金)
 (うち資本準備金)
2,050,650,840
(335,000,000)
(1,499,726,749)
1,988,563,933
(335,000,000)
(1,499,726,749)

(イ) 損益計算書

区分
19事業年度
千円
(18事業年度)
千円
 経常収益
 (うち電気通信事業営業収益)
 (うち附帯事業営業収益)
2,068,956,930
(1,868,925,288)
(133,834,929)
2,131,842,460
(1,907,832,571)
(153,562,765)
 経常費用
 (うち電気通信事業営業費用)
 (うち附帯事業営業費用)
2,001,497,858
(1,827,280,345)
(130,487,465)
2,041,475,638
(1,846,447,194)
(155,037,065)
 経常利益
67,459,072
90,366,821
 特別利益
178,548,079
49,765,738
 特別損失
78,307,284
 法人税、住民税及び事業税
13,781,332
△9,263,061
 法人税等調整額
57,039,290
65,077,214
 当期純利益
96,879,245
84,318,407
(繰越利益剰余金の変動)
 
 
 繰越利益剰余金(前期末残高)
152,024,334
101,261,510
 剰余金の配当
△33,500,000
△33,500,000
 役員賞与金
△55,582
 当期純利益
96,879,245
84,318,407
 (変動額合計)
63,379,245
50,762,824
 繰越利益剰余金(当期末残高)
215,403,579
152,024,334

 なお、特別利益の主なものは厚生年金基金代行返上益1248億2595万余円である。また、特別損失の主なものは固定資産臨時償却費633億4192万余円である。

(ウ) 主な業務実績

区分
19事業年度
(18事業年度)
 年度末一般加入電話数
19,539千加入
21,362千加入
 年度末公衆電話機数
157千個
172千個
 年間電報発信通数
8,399千通
8,845千通
 年度末一般専用サービス回線数
175千回線
192千回線
 年度末総合ディジタル通信サービス回線数
3,338千回線
3,726千回線
 年度末FTTH(注1) アクセスサービス契約数
4,962千契約
3,398千契約
 年度末DSL(注2) アクセスサービス契約数
2,410千契約
2,782千契約
 
(注1)  FTTH(Fiber To The Home) 各家庭まで光ファイバケーブルを敷設すること
(注2)  DSL(Digital Subscriber Line) メタリックケーブルを利用して高速ディジタルデータ伝送を可能とする方式の総称

 なお、この会社について検査した結果、「第3章個別の検査結果」に「ADSLモデムのレンタルに当たり、回収したADSLモデムの再利用数を拡大し、購入費等の節減を図るよう改善させたもの 」を掲記した。

西日本電信電話株式会社

(ア) 貸借対照表

区分
19事業年度末
千円
(18事業年度末)
千円
 資産
 (うち機械設備)
 (うち市内線路設備)
 (うち土木設備)
3,614,919,700
(509,334,989)
(828,452,998)
(605,432,715)
3,871,023,107
(602,347,236)
(838,649,825)
(618,545,616)
 負債
 (うち関係会社長期借入金)
2,133,937,055
(1,021,032,293)
2,321,431,958
(1,074,757,174)
 純資産
 (うち資本金)
 (うち資本準備金)
1,480,982,645
(312,000,000)
(1,170,054,015)
1,549,591,148
(312,000,000)
(1,170,054,015)

(イ) 損益計算書

区分
19事業年度
千円
(18事業年度)
千円
 経常収益
 (うち電気通信事業営業収益)
 (うち附帯事業営業収益)
1,960,720,759
(1,735,693,795)
(165,539,112)
2,028,372,333
(1,795,202,165)
(156,313,711)
 経常費用
 (うち電気通信事業営業費用)
 (うち附帯事業営業費用)
1,935,823,909
(1,719,173,579)
(168,134,357)
1,974,360,721
(1,770,819,704)
(160,212,666)
 経常利益
24,896,850
54,011,611
 特別利益
156,779,816
46,820,135
 特別損失
111,719,604
13,127,553
 法人税、住民税及び事業税
△15,789,116
△26,417,292
 法人税等調整額
123,488,786
85,787,737
 当期純利益(△当期純損失)
△37,742,607
28,333,747
(繰越利益剰余金の変動)
 
 
 繰越利益剰余金(前期末残高)
67,191,521
70,112,774
 剰余金の配当
△31,200,000
△31,200,000
 役員賞与金
△55,000
 当期純利益(△当期純損失)
△37,742,607
28,333,747
 (変動額合計)
△68,942,607
△2,921,252
 繰越利益剰余金(当期末残高)
△1,751,085
67,191,521

 なお、特別利益の主なものは厚生年金基金代行返上益1372億8186万余円である。また、特別損失の主なものは固定資産臨時償却費601億0680万余円である。

(ウ) 主な業務実績

区分
19事業年度
(18事業年度)
 年度末一般加入電話数
20,027千加入
21,922千加入
 年度末公衆電話機数
171千個
188千個
 年間電報発信通数
9,321千通
9,763千通
 年度末一般専用サービス回線数
171千回線
188千回線
 年度末総合ディジタル通信サービス回線数
3,074千回線
3,425千回線
 年度末FTTHアクセスサービス契約数
3,811千契約
2,674千契約
 年度末DSLアクセスサービス契約数
2,246千契約
2,540千契約

 なお、この会社について検査した結果、「第3章個別の検査結果」に「ADSLモデムのレンタルに当たり、回収したADSLモデムの再利用数を拡大し、購入費等の節減を図るよう改善させたもの 」を掲記した。