ページトップ
  • 平成23年度|
  • 第5章 会計事務職員に対する検定

国の現金出納職員に対する検定


第1節 国の現金出納職員に対する検定

 (概況)

 平成23年10月から24年9月までの間に、所管庁から現金出納職員の保管する現金の亡失についての通知を受理したものは2,715件136,285円である。これに繰越し分16件601,637,050円を加えて、処理を要するものは2,731件601,773,335円であり、そのうち上記の期間内に処理したものは2,717件31,235,935円である。
 処理を要するもの及び処理したものの所管別内訳は、次のとおりである。

国の現金出納職員に対する検定の表1

 (処理したものの内訳)

 処理したものの内訳は次のとおりである。

〔1〕 現金出納職員に弁償責任があると検定したもの

1件 590,000円

〔2〕 現金出納職員が現金を亡失したことによって生じた損害の全額が既に補填されているものなど

2,716件 30,645,935円

 (検定したものの説明)

 現金出納職員に弁償責任があると検定したものの概要は、農林水産省大臣官房資金前渡官吏古川某が、22年10月1日に電車を乗り換えた際に、前渡資金590,000円を入れたバッグを網棚に置き忘れたことにより、当該現金を亡失したものである。