6　東日本高速道路株式会社、7　中日本高速道路株式会社、8　西日本高速道路株式会社

これらの会社は、会社ごとに定められた区域内の高速道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理を効率的に行うことなどにより、道路交通の円滑化を図り、もって国民経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的として設立されているものである。その資本金は26事業年度末現在で東日本高速道路株式会社525億円、中日本高速道路株式会社650億円、西日本高速道路株式会社475億円（各会社とも全額国の出資）となっている。

各会社の26事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

6　東日本高速道路株式会社

(ア)　貸借対照表

区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）	区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）
資産	938,317,154	849,537,334	負債	796,476,522	706,462,108
うち仕掛道路資産	516,537,858	470,943,639	うち道路建設関係社債	274,843,208	354,643,916
			うち道路建設関係長期借入金	145,000,000	50,000,000

			純資産	141,840,632	143,075,226
			うち資本金	52,500,000	52,500,000
			うち資本剰余金	58,793,635	58,793,635

(イ)　損益計算書

区分	26事業年度（千円）	25事業年度（千円）
経常収益	1,056,841,063	825,322,842
うち料金収入	777,432,809	658,934,680
経常費用	1,052,370,256	824,477,059
うち道路資産賃借料	560,190,779	461,842,496
経常利益	4,470,806	845,783
特別利益	298,885	244,970
特別損失	490,532	642,823
法人税、住民税及び事業税	1,790,000	700,000
法人税等調整額	30,958	△126,348
当期純利益（△当期純損失）	2,458,201	△125,720

（繰越利益剰余金の変動）
繰越利益剰余金（前期末残高）	12,504,131	14,060,768
会計方針の変更による累積的影響額	△3,723,794	―
会計方針の変更を反映した当期首残高	8,780,337	―
別途積立金の積立て	―	△1,430,916
別途積立金の取崩し	2,071,755	―
当期純利益（△当期純損失）	2,458,201	△125,720
変動額合計	4,529,957	△1,556,637
繰越利益剰余金（当期末残高）	13,310,294	12,504,131

(ウ)　主な業務実績

区分	26事業年度末		（25事業年度末）
供用	42路線	3,820km	42路線	3,732km
建設	6路線	167km	7路線	254km

なお、この会社について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件（リンク3章2節第8本(1)-(3)参照）を掲記した。

NUM7

7　中日本高速道路株式会社

(ア)　貸借対照表

区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）	区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）
資産	1,457,627,864	1,371,936,075	負債	1,281,459,741	1,193,845,544
うち仕掛道路資産	898,250,083	875,916,090	うち道路建設関係社債	862,185,000	807,520,000
			うち道路建設関係長期借入金	95,000,000	110,000,000

			純資産	176,168,122	178,090,531
			うち資本金	65,000,000	65,000,000
			うち資本剰余金	71,650,292	71,650,292

(イ)　損益計算書

区分	26事業年度（千円）	25事業年度（千円）
経常収益	916,626,025	604,506,423
うち料金収入	633,935,575	511,461,469
経常費用	913,904,085	606,715,237
うち道路資産賃借料	461,888,532	360,586,013
経常利益（△経常損失）	2,721,940	△2,208,813
特別利益	249,541	54,413
特別損失	339,340	183,272
法人税、住民税及び事業税	2,090,000	450,000
法人税等調整額	△86,798	306,835
当期純利益（△当期純損失）	628,939	△3,094,507

（繰越利益剰余金の変動）
繰越利益剰余金（前期末残高）	△3,042,407	635,615
会計方針の変更による累積的影響額	△2,551,348	―
会計方針の変更を反映した当期首残高	△5,593,756	―
安全性向上積立金の取崩し	3,998,929	―
高速道路事業積立金の取崩し	1,238,268	1,905,381
固定資産圧縮積立金の積立て	△434,710	―
別途積立金の積立て	△2,134,101	△2,488,897
当期純利益（△当期純損失）	628,939	△3,094,507
変動額合計	3,297,325	△3,678,023
繰越利益剰余金（当期末残高）	△2,296,430	△3,042,407

(ウ)　主な業務実績

区分	26事業年度末		（25事業年度末）
供用	22路線	1,979km	21路線	1,923km
建設	7路線	265km	9路線	322km

なお、この会社について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件（リンク3章2節第8本(1)-(3)参照）を掲記した。

NUM8

8　西日本高速道路株式会社

(ア)　貸借対照表

区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）	区分	26事業年度末（千円）	25事業年度末（千円）
資産	924,837,642	902,360,151	負債	784,404,356	759,150,814
うち仕掛道路資産	451,581,194	451,488,073	うち道路建設関係社債	211,366,370	324,993,546
			うち道路建設関係長期借入金	229,596,000	130,000,000

			純資産	140,433,286	143,209,336
			うち資本金	47,500,000	47,500,000
			うち資本剰余金	55,497,524	55,497,524

(イ)　損益計算書

区分	26事業年度（千円）	25事業年度（千円）
経常収益	982,491,187	853,045,756
うち料金収入	718,334,836	605,520,501
経常費用	978,781,586	851,099,940
うち道路資産賃借料	521,035,490	426,364,081
経常利益	3,709,600	1,945,816
特別利益	94,009	43,876
特別損失	576,168	778,132
法人税、住民税及び事業税	3,120,000	800,000
過年度法人税等	―	425,094
法人税等調整額	△390,000	520,000
当期純利益（△当期純損失）	497,441	△533,533

（繰越利益剰余金の変動）
繰越利益剰余金（前期末残高）	17,541,214	18,203,257
会計方針の変更による累積的影響額	△3,266,056	―
会計方針の変更を反映した当期首残高	14,275,158	―
別途積立金の積立て	―	△128,508
別途積立金の取崩し	3,228,982	―
当期純利益（△当期純損失）	497,441	△533,533
変動額合計	3,726,424	△662,042
繰越利益剰余金（当期末残高）	18,001,582	17,541,214

(ウ)　主な業務実績

区分	26事業年度末		（25事業年度末）
供用	49路線	3,453km	50路線	3,427km
建設	4路線	102km	4路線	141km

なお、この会社について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件（リンク3章2節第8本(1)-(3)参照）を掲記した。

6 東日本高速道路株式会社、7 中日本高速道路株式会社、8 西日本高速道路株式会社