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  • 国会からの検査要請事項に関する報告(検査要請)|
  • 会計検査院法第30条の3の規定に基づく報告書|
  • 平成28年3月|

介護保険制度の実施状況に関する会計検査の結果について


別表7 地域密着型サービスの提供等に関する保険者の考え方

(1) 居宅系3サービス

区分 該当保険者数等 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)
管内に当該サービスを提供する地域密着型サービス事業所が所在しない保険者

該当保険者数


保険者が考える理由

183保険者のうち 35 183保険者のうち 28 183保険者のうち 147
(a)

保険者数
(b)
割合
(b)/(a)
保険者数
割合
保険者数
割合
利用者側において既存のサービスで十分であると考えている 16 45.7% 12 42.8% 63 42.8%
利用者側において当該サービスを知らないのでニーズがない 9 25.7% 8 28.5% 43 29.2%
事業者において利用者の確保が困難であると考えている 13 37.1% 10 35.7% 32 21.7%
事業者において職員(訪問系2サービスについては主に夜間や随時対応可能な職員)の確保が困難であると考えている 9 25.7% 8 28.5% 29 19.7%
管内に当該サービスを提供する地域密着型サービス事業所が所在するが保険者管内の利用率が70%を下回っていた保険者

該当保険者数

保険者が考える理由

148保険者のうち 130 155保険者のうち 76 35保険者のうち 23
保険者数 割合 保険者数 割合 保険者数 割合
利用者等の当該サービスに対する理解が不足しており利用に結びつかない 47 36.1% 39 51.3% 18 78.2%
ケアマネジャー等の当該サービスに対する理解が不足しており利用に結びつかない 15 11.5% 16 21.0% 12 52.1%
当該サービスの利用によるケアマネジャー等の交代を利用者等が好まない 10 7.6% 29 38.1% 9 39.1%
利用者側において既存のサービスで十分であると考えている 64 49.2% 11 14.4% 3 13.0%
当該サービスの利用により認知症であることを知られたくない利用者等も少なくないと考えられる 56 43.0% 1 1.3% 0 0.0%
利用者側において月額包括報酬であることなどから利用者負担の割高感がある 12 9.2% 24 31.5% 3 13.0%
注(1)
保険者が考える理由」は、居宅系3サービスのうちいずれかのサービスにおいてその割合が上位の理由(地域密着型サービス事業所が所在しない理由については上位4位まで、利用率が70%を下回っている理由については上位3位まで)を示している。
注(2)
回答は複数回答となっていることから、「保険者が考える理由」の「保険者数」の計と「該当保険者数」は一致しない。

(2) 入居・入所系3サービス

区分 該当保険者数等 認知症対応型共同生 活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 地域密着型介護老人 福祉施設入所者生活介護
管内に当該サービスを提供する地域密着型サービス事業所が所在しない保険者

該当保険者数


保険者が考える理由

183保険者のうち 3 183保険者のうち 152 183保険者のうち 67
(a)
保険者数
(b)
割合
(b)/(a)
保険者数 割合 保険者数 割合
利用者側において既存のサービスで十分であると考えている 91 59.8% 33 49.2%
利用者側において当該サービスを知らないのでニーズがない 28 18.4% 10 14.9%
事業者において利用者の確保が困難であると考えている 23 15.1% 7 10.4%
当該サービスの提供による介護給付費の増大が懸念される 22 14.4% 15 22.3%
事業者において職員(訪問系2サービスについては主に夜間や随時対応可能な職員)の確保が困難であると考えている 15 9.8% 11 16.4%
注(1)
「保険者が考える理由」は、入居・入所系3サービスのうちいずれかのサービスにおいてその割合が上位の理由(上位4位まで)を示している。
注(2)
回答は複数回答となっていることから、「保険者が考える理由」の「保険者数」の計と「該当保険者数」は一致しない。
注(3)
「認知症対応型共同生活介護」については、事業所所在率が極めて高い状況となっており、管内に所在しない保険者が3保険者のみであったため、記載を省略した。

(3) 訪問系2サービス

区分 該当保険者数等 定期巡回・随時対応 型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護
管内に当該サービスを提供する地域密着型サービス事業所が所在しない保険者

該当保険者数


保険者が考える理由

183保険者のうち 133 183保険者のうち 145
(a)
保険者数
(b)
割合
(b)/(a)
保険者数 割合
利用者側において既存のサービスで十分であると考えている 46 34.5% 58 40.0%
利用者側において当該サービスを知らないのでニーズがない 39 29.3% 41 28.2%
事業者において利用者の確保が困難であると考えている 46 34.5% 43 29.6%
事業者において職員(訪問系2サービスについては主に夜間や随時対応可能な職員)の確保が困難であると考えている 44 33.0% 45 31.0%
注(1)
「保険者が考える理由」は、訪問系2サービスのうちいずれかのサービスにおいてその割合が上位の理由(上位4位まで)を示している。
注(2)
回答は複数回答となっていることから、「保険者が考える理由」の「保険者数」の計と「該当保険者数」は一致しない。