昭和23年7月31日主計簿締切の時における22年度一般会計歳入歳出主計簿の現計額を歳入歳出決算額に対比すると左のとおり
主計簿現計額 | 一般会計決算額 | 不符合額 | |
歳入 |
百万円 214,136 |
百万円 214,467 |
百万円 330 |
歳出 | 205,565 | 205,841 | 275 |
であつて、歳入、歳出ともに多額の不符合をきたしている。
右は、主として、内閣、大蔵省及び厚生省において、それぞれ歳入徴収官又は支出官からの報告の提出が著しく遅延し、主計簿締切当時各所管の報告書に多額の計上漏があつたのを、その後追加したためである。
又、主計簿締切当日の現計において、各部局の歳出予算の各項金額を超過して支出したものが、内閣所管3部局、法務庁所管1部局、厚生省所管7部局及び労働省所管5部局において合計5016万余円に上つていたが、その後各部局間の支出を更正する等の方法を講じた。