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  • 昭和22年度|
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  • 資金

受託調弁に関し措置当を得ないもの


(357) 受託調弁に関し措置当を得ないもの

 運輸省で、電車売払代金の回収に至らないものが年度末において15,366,019円ある。
 右は、鉄道総局資材局で、日本鉄道会の委託により、川崎車両株式会社外6会社から電車80台、その代価106,814,355円を購入し、昭和21年3月から22年5月までの間に引渡を完了したのに、22年度未までに代金を回収したのは91,448,336円であり、前記金額が回収未済となつたものであるが、これは委託者から予納金を徴しなかつたことに因るものである。
 なお、本件回収未済額のうち1,920,752円は23年4月これを回収したが、残額13,445,266円は日本鉄道会が閉鎖機関となつたため、まだ回収に至つていない。