昭和22年度通信事業特別会計歳入歳出決算額には郵便局分任繰替払等出納官吏の取り扱つた分として歳入8,911,174,646円、歳出15,624,891,552円を包含しているが、23年10月7日現在において判明している郵便局分任繰替払等出納官吏の22年度分取扱額は、歳入8,927,792,260円、歳出15,661,611,766円であつて、決算計上額に比べ歳入16,617,614円、歳出36,720,213円がいずれも相違している。この相違を生じたのは、主任出納官吏の決算事務が著しく渋滞したことに因るものであつて、11月に至るものなお取扱額の精算が結了しない状況である。