(款)総係費、(款)業務費、(款)建設改良費
国有鉄道各局所で、昭和23年1月から12月までの間に職員に支給した夜勤加給827,926,210円に対し、所得税の源泉徴収を行わなかつたものが約1億6800万円ある。
夜勤加給は、21年11月以降支給されていたのに、各局所においてはこれに対して課税していなかつたものであるが、本院の注意により23年11月以降源泉徴収することとした。
しかして、従前課税しなかつたもののうち23年1月分から10月分までについては、国税庁との折衝の結果9月30日現在の在職者につき23年の年末調整の再計算を行い、既納税額との増差額を24年10月から25年2月までの間に、俸給支給の際等分に分割徴収することとしたが、22年以前の分については何らの処置もとつていない。