国有鉄道事業特別会計の昭和23年度末における貯蔵品(仮渡品及び仮使用品を含む。)の棚卸残高は16,526,631,777円であつて、物品出納簿の残高16,639,864,217円との間に113,232,440円の不符合があり、決算においてこれを一括亡失として欠損処理をしている。
又、同会計の23年度末(前記亡失処理後における貯蔵品の元帳残高は16,843,049,142円であつて、前記棚卸残高との間に316,417,365円の不符合があり、決算においてはとりあえずこれを未整理項目として処理し、24年5月本会計廃止に当り、そのうち286,334,547円を欠損処理している。
右は、いずれも貯蔵品の整理当を得ないことに因るものである。