(1) 代行工事として施行することが適当でなもの
委託庁 | 受託県 | 地区名 | 総工事費 | 同上のうち29年度までの工事費 | 不当工事費 | 同上のうち29年度までの工事費 | |
円 | 円 | 円 | 円 | ||||
(858) | 仙台農地事務局 | 岩手県 | 西部線開拓道路 | 44,756,000 | 9,589,000 | 1,335,000 | 1,335,000 |
(参照) | |||||||
(859) | 同 | 山形〃 | 月山山麓開拓道路 | 20,648,000 | 4,900,000 | 6,281,916 | 3,109,000 |
道路延長14,859メートルを施行するもので、うち2,475メートルは幅員4メートル程度の既設県道を幅員5.5メートルに拡張および付替を行なったものであり、また30年度以降施行予定の延長10,629メートルのうち1,562メートルは23年度に代行工事で施行済の幅員3.6メートルの地区内幹線道路を5.5メートルに拡幅し、675メートルは営農上支障はないのに右地区内幹線道路を県道まで延長するもので、いずれもその要は認められない。 | |||||||
(860) | 同 | 山形県 | 海上地区幹線道路 | 3,260,000 | 2,350,000 | 1,630,000 | 761,000 |
道路延長2,857メートルを施行するもので、うち29年度に施行した延長484メートルおよび30年度に施行予定の231メートルは、既設市道の改修および一部路線の付替を行うものであるが、右市道は幅員3メートルから3.6メートル程度の良好なものであり、開拓者はこれを利用して営農に支障はないものであるから改修および一部路線の付替を行う要は認められない。 | |||||||
(861) | 同 | 福島県 | 赤井谷地大野原地区 | 76,743,328 | 75,623,328 | 1,096,183 | 1,096,183 |
(参照) | |||||||
(862) | 東京農地事務局 | 静岡〃 | 富士美平地区幹線道路 | 5,197,100 | 3,367,100 | 1,080,000 | 1,080,000 |
(参照) | |||||||
(863) | 京都〃 | 兵庫〃 | 奥山地区幹線水路 | 21,662,640 | 18,547,640 | 8,310,400 | 8,310,400 |
(参照) | |||||||
(864) | 熊本〃 | 福岡〃 | 板屋開拓道路 | 6,590,000 | 6,590,000 | 6,590,000 | 6,590,000 |
(参照) | |||||||
(865) | 同 | 同 | 三ヶ山地区幹線道路 | 4,500,000 | 2,200,000 | 1,032,019 | 407,019 |
道路延長4,365メートルを新設するもので、29年度に施行した延長1,040メートルのうち、340メートルおよび30年度以降に施行予定の616メートルは既設道路を幅員4メートルに拡張するものであるが、右道路は幅員3.2メートル程度で車馬の通行には支障がなく、開拓者はこれを利用して営農に支障がないものであるから拡幅する要は認められない。 | |||||||
(866) | 同 | 大分県 | 中野原地区幹線道路 | 3,001,992 | 1,525,992 | 2,276,000 | 860,000 |
道路延長4,579メートルの新設等を行うもので、29年度に施行した1,545メートルおよび30年度以降に施行予定の794メートルは既設の市道久保畑線を幅員4メートルに拡張および一部路線の付替を行うものであるが、右市道は幅員3.5メートルから4メートル程度の良好なもので開拓者はこれを利用して営農に支障がないものであるから拡張および付替の要は認められない。 | |||||||
計 | 1 86,359,060 | 124,693,000 | 29,631,518 | 23,548,602 |
庁名 | 受託県 | 工事 | 請負人 | 着工年月 完成年月 |
工事費 | 不当工事費 | 摘要 | |
年月 | 円 | 円 | ||||||
(867) | 仙台農地事務局 | 青森県 | 沖上平地区幹線道路 | 高樋建設株式会社ほか1名 | 29、1 〃10 |
1,820,000 | 503,776 | 出来高不足 |
道路延長1,289メートルの切土6,003立米、盛土3,264立米、残土処分2,739立米を施行したこととしているが、実際は切土5,354立米、盛土2,802立米を施行したにすぎず、残土処分は全く施行していない。 | ||||||||
(868) | 同 | 青森県 | 沖上平線開拓道路 | 桜田建設株式会社ほか1名 | 29、1 〃10 |
1,548,000 | 419,914 | 出来高不足 |
(869) | 同 | 同 | 倉内地区幹線道路 | 株式会社三村興業社ほか2名 | 29、2 30、3 |
3,040,000 | 812,108 | 同 |
うち28年度分 800,000 |
||||||||
道路延長5,696メートルの盛土8,918立米は切土を40メートルか60メートル運搬流用したもので施行したこととしているが、実際は切土を運搬流用したのは1,608立米にすぎず、残余は設計外に盛土箇所の法尻を掘さくしたもので施行している。また、残土処分は6,014立米を施行したこととしているが、実際は全く施行していない。 | ||||||||
(870) | 同 | 青森県 | 仙之沢地区幹線道路ほか1 | 田中建設工業株式会社 | 29、1 30、3 |
2,312,500 | 530,140 | 出来高不足 |
うち28年度分 260,000 |
||||||||
道路延長1,653メートルの運搬盛土3,051立米、残土処分1,507立米を施行したこととしているが、実際は盛土2,954立米を盛土箇所の法尻を掘さくしたもので施行したにすぎず残土処分は全く施行していない。また、牧さくぐい2,633本は長さ2.7メートル、末口平均15センチメートルで総量173立米を施行したこととしているが、実際は長さ2.6メートル、末口平均13センチメートルで総量139立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(871) | 同 | 青森県 | 明神平地区幹線道路 | 横浜村開拓農業協同組合ほか1名 | 29、1 30、3 |
1,503,000 | 453,969 | 出来高不足 |
うち28年度分 365,000 |
||||||||
(872) | 同 | 岩手〃 | 関上場地区幹線水路 | 花巻市阿部某ほか1名 | 29、9 〃12 |
1,430,000 | 224,459 | 同 |
(873) | 同 | 同 | 藪川線開拓道路 | 株式会社安藤組 | 29、8 〃10 |
1,000,000 | 202,970 | 同 |
(874) | 同 | 宮城県 | 伊豆沼および締切沼地区堤防ほか5 | 宮城県 | 29、6 30、3 |
4,660,699 | 473,462 | 設計過大 |
(875) | 同 | 同 | 王城寺原地区幹線道路 | 王城寺原開拓農業協同組合 | 29、2 〃5 |
1,910,000 | 598,700 | 出来高不足 |
うち28年度分 960,000 |
||||||||
道路延長3,949メートルの切土9,439立米、盛土4,882立米を施行したこととしているが、実際は切土4,375立米、盛土4,200立米を施行したにすぎない。なお、同組合は工事を1,910,000円で施行したこととしているが、実際は1,453,794円で施行しており、残額456,206円は、うち317,467円を組合の一般経費に充当し、138,739円を手元に保有していた。 | ||||||||
(876) | 同 | 宮城県 | 大の原地区幹線道路 | 大の原開拓農業協同組合 | 29、3 〃5 |
573,000 | 226,870 | 出来高不足 |
うち28年度分 323,000 |
||||||||
(877) | 仙台農地事務局 | 宮城県 | 鈎取地区幹線道路 | 鈎取開拓農業協同組合 | 29、9 〃12 |
757,000 | 211,030 | 出来高不足 |
(878) | 同 | 同 | 十里平地区幹線道路 | 東建設株式会社 | 29、11 30、3 |
1,528,600 | 214,311 | 同 |
(879) | 同 | 同 | 田堀地区幹線道路 | 七ヶ宿村開拓農業協同組合ほか1会社 | 29、11 30、3 |
1,780,000 | 439,272 | 同 |
(880) | 同 | 同 | 福岡三住地区幹線道路 | 蔵王開拓農業協同組合 | 29、11 30、3 |
2,305,000 | 357,984 | 同 |
(881) | 同 | 山形県 | 石倉地区幹線道路 | 株式会社堀井組ほか1名 | 28、10 29、11 |
895,000 | 700,000 | 粗漏工事、 出来高不足 |
うち28年度分 610,000 |
||||||||
つり橋延長16メートル工事費610,000円の橋台は、ぐり石コンクリートで高さ4.2メートルうち2.5メートルを根入れし、総量63立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なぐり石コンクリートで高さ2.2メートル、うち50センチメートルを根入れし、総量25立米を施行したにすぎず工事の施行が粗漏でその目的を達していない。また、道路延長486メートルの切土841立米を施行したこととしているが、実際は442立米を施行したにすぎないなどのため90,000円が出来高不足となっている。 | ||||||||
(882) | 同 | 山形県 | 牛森地区揚水機場および水路 | 株式会社伊藤組 | 28、11 30、3 |
1,062,000 | 342,071 | 粗漏工事 |
うち28年度分 730,000 |
||||||||
(883) | 同 | 同 | 大海平地区溜池 | 志田建設株式会社 | 28、3 30、3 |
1,601,000 | 1,601,000 | 同 |
うち28年度までの分 1,387,000 |
||||||||
(参照) | ||||||||
(884) | 同 | 山形県 | 豊津線開拓道路 | 米沢市後藤某ほか1名 | 28、10 30、3 |
1,980,000 | 414,969 | 出来高不足 |
(885) | 同 | 同 | 名木沢地区幹線水路 | 北村山郡酒井某 | 28、11 29、12 |
1,250,000 | 284,339 | 同 |
うち28年度分 590,000 |
||||||||
(886) | 同 | 同 | 南山第二開拓道路 | 東北農建株式会社 | 29、7 〃11 |
2,566,000 | 627,862 | 同 |
道路延長1,508メートルの切土12,282立米、盛土4,550立米、敷砂利744立米を施行したこととしているが、実際は切土10,861立米、盛土2,371立米、敷砂利372立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(887) | 同 | 山形県 | 葉山開拓道路 | 出羽建設株式会社ほか1名 | 28、10 29、11 |
6,805,000 | 1,388,730 | 出来高不足 |
うち28年度分 5,090,000 |
||||||||
道路延長2,056メートルの切取りは普通土11,653立米、粘土3,697立米、軟岩12,519立米、盛土は9,431立米を施行したこととしているが、実際は切取りは普通土7,013立米、粘土3,679立米、軟岩10,967立米、盛土は6,998立米を施行したにすぎず、また、橋りょうの橋台は玉石コンクリートで49立米を施行したこととしているが、実際は30立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(888) | 同 | 福島県 | 阿武隈縦断開拓道路 | 双葉建設工業株式会社 | 29、3 30、3 |
3,570,000 | 760,650 | 出来高不足、 設計過大 |
うち28年度分 1,462,000 |
||||||||
(参照) | ||||||||
(889) | 同 | 同 | 五百川地区幹線水路 | 高橋工業株式会社 | 29、3 30、3 |
2,335,000 | 268,236 | 同 |
うち28年度分 1,009,000 |
||||||||
(890) | 同 | 同 | 大館地区溜池 | 三興建設工業株式会社 | 29、3 30、3 |
2,240,000 | 209,195 | 出来高不足 |
(891) | 同 | 同 | 矢吹原地区開拓道路 | 鎌田工業株式会社 | 29、11 30、3 |
660,000 | 213,950 | 出来高不足 |
(892) | 同 | 同 | 爼板山地区開拓道路 | 大平開拓農業協同組合 | 29、3 〃8 |
2,598,000 | 561,937 | 同 |
うち28年度分 1,098,000 |
||||||||
道路延長1,075メートルの切土7,685立米、盛土3,961立米、敷砂利855立米を施行したこととしているが、実際は切土5,092立米、盛土1,683立米、敷砂利570立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(893) | 東京農地事務局 | 茨城県 | 大貫地区幹線水路 | 三幸建設株式会社 | 30、1 〃3 |
1,480,000 | 242,437 | 出来高不足 |
(894) | 同 | 同 | 菅生沼地区幹線水路 | 大陽土木株式会社 | 29、2 〃7 |
2,528,000 | 375,599 | 設計過大 |
(895) | 同 | 同 | 菅生沼地区機械排水路及び橋梁 | 下総土建工業株式会社 | 29、2 〃12 |
4,300,000 | 270,548 | 出来高不足 |
(896) | 同 | 同 | 出島地区幹線水路 | 蔦屋建設株式会社 | 29、12 30、5 |
3,980,000 | 314,777 | 同 |
うち28年度分 800,000 |
||||||||
(897) | 同 | 同 | 都和地区幹線水路 | 桂建設株式会社ほか1会社 | 29、2 〃8 |
1,990,000 | 774,783 | 同 |
水路延長890メートルの運搬盛土8,666立米、張芝4,747平米を施行したこととしているが、実際は運搬盛土6,422立米、張芝3,041平米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(898) | 同 | 茨城県 | 本新島地区幹線水路 | 株木建設株式会社 | 29、3 〃7 |
9,060,000 | 832,688 | 出来高不足 |
三面張コンクリート水路延長2,091メートルの新設にあたり、うち延長867メートルのコンクリートは基礎ぐり石厚さ10センチメートル総量112立米、目つぶしコンクリート厚さ5センチメートル総量38立米の上に底厚12センチメートルで総量187立米を施行したこととしているが、実際は底厚10センチメートルでコンクリート総量173立米を施行したにすぎず、基礎ぐり石および目つぶしコンクリートはほとんど施行していない。また、延長1,223メートルは目つぶしコンクリート厚さ5センチメートル総量71立米を施行したこととしているが、実際は全く施行していない。 | ||||||||
(899) | 同 | 長野県 | 浅間山麓線開拓道路 | 小諸建設株式会社 | 29、11 30、3 |
1,780,000 | 326,200 | 出来高不足 |
(900) | 同 | 同 | 小海原地区溜池床張 | 小海村農地開発組合 | 29、9 30、2 |
2,780,000 | 620,041 | 同 |
(参照) | ||||||||
(901) | 同 | 同 | 水内地区溜池および放水路 | 水内開拓農業協同組合 | 29、9 30、3 |
6,426,063 | 853,979 | 同 |
(参照) | ||||||||
(902) | 京都農地事務局名古屋建設事務所 | 愛知県 | 大崎地区堤塘28年災害復旧 | 豊橋建設工業株式会社 | 29、11 30、3 |
9,144,000 | 726,086 | 同 |
干拓堤とう延長780メートルの練積石垣3,418平米は配合比1:3:6の胴込コンクリート478立米、裏込ぐり石平米当り0.3立米総量1,025立米を施行したこととしているが、実際は胴込コンクリートは配合の悪い粗悪なもので施行し、裏込ぐり石は平米当り0.2立米総量683立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(903) | 同 | 愛知県 | 沖の平線開拓道路 | 株式会社松井組 | 30、2 〃3 |
2,960,000 | 438,961 | 出来高不足 |
(904) | 同 | 同 | 乙川地区堤塘28年災害復旧 | 酒井建設工業株式会社ほか3会社 | 29、9 30、3 |
29,325,000 | 3,158,033 | 同 |
(参照) | ||||||||
(905) | 同 | 同 | 上末地区幹線水路 | 中日興業株式会社 | 30、3 〃〃 |
973,000 | 236,595 | 同 |
(906) | 同 | 同 | 品野地区幹線水路 | 品野開拓農業協同組合 | 30、3 〃〃 |
2,636,000 | 525,622 | 同 |
水路延長581メートルの新設のあたり、三面張コンクリート水路延長543メートル、落差工3箇所、土砂だめ工7箇所はいずれも配合比1:3:6のコンクリートで総量293立米を施行したこととしているが、実際は現場付近の粗悪な骨材を多量に使用した配合の悪いもので266立米を施行したにすぎない。なお、同組合は工事を2,636,000円で施行したこととしているが、実際は東春日井郡小林某に1,850,000円で下請けさせており請負額との差額786,000円は同組合の一般経費に充当している。 | ||||||||
(907) | 京都農地事務局名古屋建設事務所 | 愛知県 | 谷川地区幹線水路 | 谷川開拓農業協同組合 | 30、2 〃3 |
2,550,000 | 209,893 | 出来高不足 |
(908) | 同 | 同 | 本地ケ原地区幹線道路 | 本地ケ原開拓農業協同組合 | 29、9 30、3 |
6,013,164 | 210,164 | 同 |
(909) | 同 | 岐阜県 | 小鳥山地区幹線道路 | 小鳥山高原開拓農業協同組合 | 29、3 30、2 |
1,863,000 | 659,810 | 設計過大 |
うち28年度分 908,000 |
||||||||
道路延長1,229メートルの新設にあたり、軟岩掘さく2,689立米は立米当り1人で施行したこととしているが、実際は0.6人程度で足り、また、から積石垣384平米の築石および裏込ぐり石49立米は200メートルの地点から運搬したこととしているが、実際は現場付近で採取することができたものである。なお、同組合は本件工事に30年度施行予定の537,000円相当額の工事をあわせ1,550,000円で高山市水口某に下請けさせている。 | ||||||||
(910) | 同 | 岐阜県 | 切立開拓道路 | 切立開拓農業協同組合 | 29、7 30、3 |
2,264,000 | 206,000 | 設計過大 |
(911) | 同 | 同 | 大日地区幹線水路 | 大日開拓農業協同組合 | 29、8 〃11 |
2,197,000 | 205,000 | 出来高不足 |
(912) | 同 | 同 | 苗木地区幹線水路 | 苗木開拓農業協同組合 | 29、9 30、3 |
760,000 | 312,000 | 同 |
(913) | 京都農地事務局 | 兵庫県 | 別所地区幹線道路 | 明美開拓農業協同組合 | 29、1 30、3 |
1,421,700 | 456,700 | 同 |
うち28年度分 663,700 |
||||||||
(914) | 同 | 同 | 若狭野地区幹線水路 | 若狭野開拓農業協同組合 | 30、1 〃3 |
827,000 | 267,000 | 同 |
(915) | 岡山農地事務局 | 広島県 | 豊栄地区斜樋および幹線水路 | 広島農林建設株式会社 | 30、1 〃3 |
1,790,000 | 224,000 | 同 |
(916) | 同 | 同 | 中庄地区堤塘 | 西松建設株式会社 | 29、4 30、3 |
11,111,000 | 1,225,000 | 同 |
干拓堤とう延長881メートルの練積石垣2,388平米は胴込コンクリート平米当り0.05立米または0.16立米総量240立米を施行したこととしているが、実際は平米当り0.01立米または0.11立米総量133立米を施行したにすぎず、また、押え捨石は径10センチメートルから25センチメートルのぐり石で5,223立米を施行したこととしているが、実際はうち半量程度は規格外の著しく不ぞろいのもので施行している。 | ||||||||
(917) | 同 | 広島県 | 松永湾地区堤塘 | 株式会社水野組 | 29、8 30、3 |
6,740,000 | 553,250 | 出来高不足 |
第1工区の干拓堤とうは延長609メートルの捨石937立米および目つぶし砂利187立米を施行したこととしているが、実際は捨石426立米、目つぶし砂利85立米を施行したにすぎず、また、三原工区は堤とう延長357メートルの表練積石垣233平米は胴込コンクリート平米当り0.19立米総量44立米を施行したこととしているが、実際は平米当り0.14立米総量32立米を施行したにすぎず、中詰ぐり石580立米、基礎ぐり石309立米、前面捨石56立米、裏から積石垣254平米の胴込ぐり石40立米はいずれも規格外の風化した軟岩を使用している。 | ||||||||
(918) | 同 | 広島県 | 山内地区幹線水路 | 広島農林建設株式会社 | 29、9 30、3 |
6,933,000 | 250,000 | 出来高不足 |
(919) | 同 | 山口〃 | 大島地区幹線道路 | 有限会社角本建設 | 29、7 30、3 |
4,295,000 | 339,000 | 同 |
(920) | 同 | 同 | 徳佐地区溜池 | 株式会社井森組 | 29、7 〃10 |
4,800,000 | 1,459,000 | 同 |
(参照) | ||||||||
(921) | 同 | 愛媛県 | 一本松地区幹線水路 | 愛媛県 | 29、5 30、3 |
2,673,203 | 1,220,000 | 粗漏工事 |
水路延長2,395メ−トルの三面張コンクリート273立米は1:3:6の配合で施行したこととしているが、実際は土砂を多量に混入した骨材を使用しコンクリートとしての強度がない粗悪なもので施行したためすでに各所において漏水している状況で工事の目的を達していない。なお、同県は工事を2,673,203円で施行したこととしているが、実際は27年度に一本松開田工事組合が代行工事として施行したとしている同種の水路延長3,853メートルのうち、未施行となっていた149メートル工事費相当額156,324円を本件工事に含めて施行している。 | ||||||||
(922) | 同 | 同 | 石根地区幹線道路 | 深谷地区開拓農業協同組合 | 29、11 30、3 |
1,580,000 | 492,000 | 出来高不足 |
(参照) | ||||||||
(923) | 同 | 同 | 大野原開拓道路 | 愛媛県 | 29、4 30、1 |
6,706,000 | 2,568,000 | 粗漏工事、設計過大、出来高不足 |
道路延長4,684メートルの新設および災害復旧工事等の施行にあたり、山止および災害復旧工事のから積石垣769平米は控35センチメートルの雑割石を使用し、裏込ぐり石平米当り0.5立米総量384立米を施行し、練積石垣74平米は控35センチメートルの雑割石を使用し胴込コンクリート平米当り0.14立米総量10立米を施行したこととしているが、実際はいずれも雑割石の控をつらに使用しているなど石積の施行が粗雑であり、裏込ぐり石および胴込コンクリートも半量程度を施行したにすぎないため築石は容易に取りはずせるばかりでなくすでに各所がはらみ出している状況で1,469,000円に相当する工事が粗漏となっている。また、道路の硬岩掘さくは1,252立米を施行したこととしているが、実際は966立米を施行すれば足りたなどのため634,000円が設計過大となっているほか法止工の練積石垣286平米は控35センチメートルの雑割石を使用し胴込コンクリート平米当り0.14立米総量39立米を施行したこととしているが、実際は控30センチメートルの雑割石を使用し胴込コンクリート平米当り0.07立米総量19立米を施行したにすぎないなど465,000円が出来高不足となっている。なお、同県は工事を6,706,000円で施行したこととしているが、実際は5,891,000円で施行しており残額815,000円は過年度に施行した工事の手直し工事費等に充当している。 | ||||||||
(924) | 同 | 愛媛県 | 周布地区幹線水路ほか1 | 周布土地改良区 | 30、1 〃 2 |
1,910,000 | 455,000 | 出来高不足 |
(925) | 同 | 同 | 保井野地区幹線道路 | 保井野開拓農業協同組合 | 29、11 30、3 |
795,000 | 467,000 | 設計過大 |
(926) | 熊本農地事務局 | 福岡県 | 蓑島地区堤塘26年度災害復旧 | 豊前市平田某 | 30、3 〃 〃 |
1 ,539,000 | 225,958 | 出来高不足 |
(927) | 同 | 佐賀〃 | 西川副地区堤塘 | 株式会社高森組 | 29、6 30、1 |
7,808,000 | 560,000 | 同 |
干拓堤とう延長1,765メートルの練積石垣1,149平米は胴込コンクリート平米当り0.14立米または0.18立米総量195立米、から積石垣567平米は裏込ぐり石平米当り0.14立米総量79立米を施行したこととしているが、実際はいずれも半量程度を施行したにすぎない。 | ||||||||
(928) | 同 | 佐賀県 | 浜地区堤塘ならびに江湖締切 | 株式会社栗山組 | 28、5 30、3 |
11,603,984 | 5,417,984 | 粗漏工事 |
うち28年度分 5,328,984 |
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(参照) | ||||||||
(929) | 同 | 同 | 東山代地区堤塘 | 伊万里市福原某 | 29、7 30、2 |
3,916,467 | 542,467 | 出来高不足 |
干拓堤とう延長615メートルの練積石垣984平米は、胴込コンクリート平米当り0.14立米または0.18立米総量158立米を1:3:6の配合で施行したこととしているが、実際は平米当り0.09立米または0.12立米総量104立米をかき込み砂利を使用した粗悪なもので施行したにすぎない。 | ||||||||
(930) | 同 | 佐賀県 | 福富地区堤塘 | 株式会社白武組 | 28、7 30、3 |
5,106,265 | 495,617 | 出来高不足 |
うち28年度分 3,356,265 |
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(931) | 同 | 大分〃 | 今津地区堤塘 | 梅林土木株式会社 | 28、5 30、3 |
16,414,000 | 955,000 | 同 |
うち28年度分 7,634,000 |
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干拓堤とう延長1,527メートルの新設および災害復旧工事の施行にあたり天端ならしコンクリートは1:3:6の配合で厚さ15センチメートル総量352立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なコンクリートで厚さ11センチメートル程度総量214立米を施行したにすぎず、また、堤体のコンクリートブロックの裏込コンクリートは1:3:6の配合で153立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので137立米を施行したにすぎない。 | ||||||||
(932) | 熊本農地事務局 | 大分県 | 中川地区幹線水路 | 合名会社高山工業所 | 29、1 30、3 |
10,634,200 | 2,076,900 | 出来高不足 |
うち28年度分 7,635,200 |
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(参照) | ||||||||
計 | 257,342,845 | 44,792,996 | ||||||
うち28年度までの分 40,210,149 |
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うち30年度分 800,000 |