(1) 代行工事として施行することが適当でないもの
庁名 | 受託県 | 地区名 | 総工事費 | 同上のうち30年度までの工事費 | 不当工事費 | 同上のうち30年度までの工事費 | |
(932) |
東京農地事務局 |
神奈川県 |
大楠山線開拓道路 |
円 8,040,000 |
円 5,900,000 |
円 8,040,000 |
円 5,900,000 |
(参照) | |||||||
(933) | 金沢〃 | 新潟県 | 川東地区幹線道路 | 11,397,670 | 8,946,963 | 7,405,472 | 7,405,472 |
道路延長9,933メートルおよび橋りょう1箇所を施行するもので、うち30年度までに施行した橋りょう延長44メートルは舟山工区の入植者を対象として県道新発田、福島線から小戸部落に通ずる市道のつり橋をコンクリート橋りょうに改築したものであるが、右は、主として既存部落の交通に利用する市道の橋りょうであるから、これを全額国費支弁の代行工事として施行したのは当を得たものとは認められない。 | |||||||
(934) | 同 | 福井県 | 木の本地区 | 41,281,000 | 9,800,000 | 16,640,190 | 3,998,025 |
開田198町、開畑71町に必要な水路延長7,962メートルおよび道路延長7,160メートルを施行するもので、うち29、30両年度に水路523メートル、道路5,360メートルを施行したものであるが、右開田のうち69町は未墾地の開田ではなく、既成農家の畑地を水田とするもので、このような地目変換は代行工事の対象から除外されることとなっているものであるから、これを含めて全額国費支弁の代行工事で施行しているのは当を得たものとは認められない。また、29、30両年度に施行した道路のうち延長2,496メートルおよび31年度以降施行予定の1,799メートルは既設の村道を幅員4メートルまたは5メートルに拡張するものであるが、右村道は幅員3メートルまたは4メートル程度の良好なもので開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(935) | 京都農地事務局 | 滋賀県 | 信楽地区 | 2,117,000 | 2,117,000 | 2,117,000 | 2,117,000 |
(参照) | |||||||
(936) | 同 | 奈良県 | 下市地区幹線道路 | 1,680,000 | 1,130,000 | 674,547 | 124,547 |
道路延長2,724メートルを施行するもので、29年度に施行した1,074メートルのうち750メートルおよび31年度以降施行予定の1,170メートルは既設の町道を幅員3.6メートルに拡張するものであるが、右町道は幅員3メートル程度の良好なものであり、かつ、本地区には別に延長804メートルの幹線道路が施行済であるから開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(937) | 岡山農地事務局 | 島根県 | 片田原線開拓道路 | 48,997,105 | 39,517,105 | 43,244,077 | 33,368,132 |
道路延長4,622メートルを施行するもので、うち30年度までに施行した706メートルおよび31年度以降施行予定の1,541メートルは片田原地区と益田市に通ずる国道18号線とを結ぶものであるが、同地区は県道小川、益田線および江崎、青原線に近接した位置にあり、右県道への連絡道路は26年度までの間に完成している状況で、開拓者はこれを利用して営農に支障がない。なお、右のうち29、30両年度に15,290,000円で原田建設株式会社に請け負わせたずい道延長113メートルの巻立コンクリートは1.3.6の配合で483立米を施行したこととしているが、実際は配合の悪い粗悪なもので432立米を施行したにすぎないなどのため616,896円が出来高不足となっている。 | |||||||
(938) | 同 | 同 | 三瓶地区 | 34,804,100 | 12,396,200 | 1,660,513 | 1,660,513 |
水路延長2,537メートルおよび道路延長10,535メートル等を施行するもので、うち29年度に施行した道路延長500メートルは既設の村道を幅員4メートルに拡張したものであるが、右村道は幅員3メートル程度の良好なもので、開拓者はこれを利用して営農に支障がないものであるからこれを全額国費支弁の代行工事で施行する必要はなかったものと認められる。 | |||||||
(939) | 同 | 同 | 鷹の沢地区幹線道路 | 1,460,000 | 1,460,000 | 750,229 | 750,229 |
道路延長1,343メートルを新設したもので、うち29、30両年度に施行した402メートルは、既設の市道と県道出雲西条線を結ぶためのものであるが、同市道は右県道から分岐し地区の東部を縦貫してその周辺を通り出雲市に至るものであり、また、29年度までに施行した地区内道路が右市道に通じているので、開拓者はこれらを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(940) | 熊本農地事務局 | 長崎県 | 島原線開拓道路 | 82,772,950 | 54,472,950 | 4,391,926 | 1,854,270 |
(参照) | |||||||
(941) | 同 | 同 | 多良岳線開拓道路 | 11,518,112 | 11,518,112 | 3,625,942 | 3,625,942 |
道路延長11,956メートルを施行するもので、うち28、29両年度に施行した1,833メートルは既設の市道を幅員6メートルに拡張または一部路線の付替を行なったものであるが、右市道は幅負4メートル程度の良好なもので開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(942) | 同 | 同 | 広川良地区幹線道路 | 4,050,000 | 4,050,000 | 899,756 | 899,756 |
道路延長6,408メートルを施行するもので、うち30年度に施行した湯江工区の490メートルは既設の道路にほぼ並行して新規に道路を造ったものであるが、右既設道路は幅員4メートル程度の良好なものであり、また、小長井工区の880メートルは既設の道路を幅員4メートルに拡張したものであるが、右既設道路は幅員3メートル程度のもので、いずれも開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(943) | 同 | 熊本県 | 吉次線開拓道路 | 11,910,000 | 5,720,000 | 7,262,324 | 1,134,670 |
道路延長8,324メートルを施行するもので、29、30両年度に施行した5,194メートルのうち、2,400メートルは既設の村道を幅員5メートルに拡張したものであるが、右村道は幅員4.2メートル程度の良好なもので、開拓者はこれを利用して営農に支障がないものと認められ、また、31年度に施行予定の延長1,970メートルは30年度の終点と既設の村道とを結ぶものであるが、右地点と村道間には、別途29年度までに代行工事として施行済の道路があるから、さらに施行の要は認められない。 | |||||||
(944) | 同 | 同 | 棚底地区幹線道路 | 4,700,000 | 2,360,000 | 1,605,247 | 777,890 |
道路延長5,460メートルを施行するもので、うち29年度に施行した255メートルおよび31年度に施行予定の1,280メートルは、既設の道路を幅員4メートルに拡張または一部路線の付替を行うものであるが、右道路は幅員3メートル程度の良好なもので開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(945) | 熊掌農地事務局 | 熊本県 | 田原地区幹線道路 | 3,169,000 | 500,000 | 3,169,000 | 500,000 |
道路延長4,060メートルを施行するもので、29年度に施行した400メートルおよび31年度以降に施行予定の3,660メートルは既設の道路を幅員4メートルに拡張するものであるが、右道路は幅員3メートル程度のもので開拓者はこれを利用して営農に支障がない。 | |||||||
(946) | 同 | 鹿児島県 | 菱田地区防潮堤 | 13,455,962 | 7,575,962 | 1,308,720 | 632,024 |
開田25町開畑12町に必要な防潮堤、排水路等を施行するもので、うち30年度以降に7,910,000円で施行する防潮堤延長565メートルは、開田予定の25町を保護することとしているものであるが、右防潮堤は地区外の旧田4町9反をあわせ保護するものであるから、その工事費も受益の面積に応じて地元に負担させるべきであり、これを全額国費支弁で施行しているのは当を得たものとは認められない。 | |||||||
計 | 281,352,899 | 167,464,292 | 102,794,943 | 64,748,470 |
(2) 代行工事の出来高および積算が当を得ないもの
庁名 | 受託県 | 工事 | 請負人 | 着工年月 完成年月 |
工事費 | 不当工事費 | 摘要 | |
年月 | 円 | 円 | ||||||
(947) | 仙台農地事務局 | 宮城県 | 大森平地区幹線水路 | 菅甚建設株式会社 | 30.11 31.3 |
2,781,000 | 277,720 | 出来高不足 |
(948) | 同 | 同 | 538,094 | 538,094 | 粗漏工事 | |||
七ケ宿村地区溜池 | 七ケ宿村開拓農業協同組合 | 29.12 30.9 |
うち29年度分 | |||||
251,594 | ||||||||
堤とう延長71メートルの補修にあたり、はがね土685立米は立米当り0.67人、さや土491立米は立米当り0.25人でつき固めたこととしているが、実際はいずれもつき固めを全く施行していないため工事の施行が粗漏でその目的を達していない。 | ||||||||
(949) | 同 | 秋田県 | 3,110,000 | 245,395 | 出来高不足 | |||
大川西根地区幹線水路 | 大曲土建株式会社 | 30.3 31.3 |
うち29年度分 | |||||
1,860,000 | ||||||||
(950) | 同 | 同 | 2,275,000 | 202,974 | 同 | |||
大野台線開拓道路 | 北秋建設株式会社ほか1名 | 29.9 31.3 |
うち29年度分 | |||||
1,150,000 | ||||||||
(951) | 同 | 同 | 2,272,500 | 457,759 | 同 | |||
小木津沢地区幹線道路 | 朝日建設企業株式会社ほか2名 | 29.9 31.3 |
うち29年度分 | |||||
797,500 | ||||||||
(952) | 同 | 同 | 高津森地区幹線道路 | 北秋田郡藤島某 | 29.10 〃.11 |
674,500 (29年度分) |
440,103 | 同 |
(953) | 同 | 同 | 藤倉地区橋梁 | 佐々木建設株式会社 | 29.9 30.2 |
1,163,238 (29年度分) |
1,163,238 | 粗漏工事 |
橋りょう延長25メートルの橋台の玉石コンクリートは直高3.4メートルから4.8メートルで50立米、橋脚のコンクリートは直高4メートルで20立米を施行したこととしているが、実際はいずれも根入れ部分が1.5メートル程度不足し、橋台25立米、橋脚11立米を施行したにすぎないなど工事の施行が粗漏でその目的を達していない。なお、右のうち、右岸橋台および橋脚は30年6月の出水により流失している。 | ||||||||
(954) | 同 | 同 | 2,082,000 | 540,369 | 出来高不足、粗漏工事 | |||
渕瀬地区幹線道路 | 大野岱開拓農業協同組合ほか1会社 | 29.9 31.3 |
うち29年度分 | |||||
1,232,000 | ||||||||
道路延長1,267メートルおよび橋りょう3箇所の新設にあたり、うち、橋りょう1箇所の橋台および橋脚は中硬岩29立米、土砂86立米を掘さくし玉石コンクリート67立米を施行したこととしているが、実際は中硬岩5立米、土砂56立米を掘さくし玉石コンクリート36立米を施行したにすぎず、また、他の1箇所分の橋台玉石コンクリート12立米のコンクリートは配合が悪いばかりでなく養生が不十分で硬化せず58,083円相当の工事がその目的を達していない。なお、右のうち大野岱開拓農業協同組合に1,150,377円で請け負わせた橋りょう1箇所は400,377円を差し引き750,000円で山本郡藤田某に下請けさせている状況である。 | ||||||||
(955) | 東京農地事務局 | 栃木県 | 高原山線開拓道路 | 阿久津工業株式会社 | 29.9 30.2 |
2,829,272 (29年度分) |
338,642 | 設計過大 |
(956) | 同 | 群馬〃 | 赤城南麓線開拓道路 | 阿部建設株式会社ほか1会社 | 29.8 30.2 |
5,798,000 (29年度分) |
284,582 | 出来高不足 |
(957) | 同 | 同 | 大塚地区幹線道路 | 池原工業株式会社 | 29.8 〃.10 |
688,000 (29年度分) |
274,252 | 設計過大 |
(958) | 同 | 神奈川県 | 相模原地区幹線水路 | 三橋建設株式会社ほか1名 | 〃.8 30.3 |
13,319,994 (29年度分) |
532,461 | 出来高不足 |
水路延長1,438メートルの施行にあたり、うちずい道472メートルの三面張コンクリートは側壁の上編18センチメートル、下幅23センチメートル、底厚15センチメートルで224立米を施行したこととしているが、実際は上幅18センチメートル、下幅10センチメートル、底厚12センチメートルから15センチメートルで169立米を施行したにすぎず、また、埋もどし土砂は227立米を施行したこととしているが、実際は全く施行していない。 | ||||||||
(959) | 同 | 同 | 鷹取山線開拓道路 | 相模原市角尾某 | 29.11 30.2 |
2,506,000 (29年度分) |
277,771 | 出来高不足 |
(960) | 同 | 同 | 三増峠線開拓道路 | 神津建設株式会社 | 29.9 〃.11 |
1,468,000 (29年度分) |
266,183 | 設計過大 |
(961) | 同 | 山梨県 | 富士ケ嶺地区幹線水路 | 日本ヒューム管株式会社 | 28.12 29.8 |
1,510,000 (29年度分) |
258,100 | 出来高不足 |
(962) | 金沢農地事務局 | 新潟〃 | 谷根地区幹線水路 | 新潟県土木建築工業協同組合 | 〃.7 30.3 |
3,140,000 (29年度分) |
445,873 | 同 |
(963) | 同 | 同 | 外波地区幹線道路28年災害復旧 | 西頸城郡伊藤某 | 29.10 〃.12 |
648,000 (29年度分) |
424,000 | 同 |
(964) | 同 | 富山県 | 瀬戸地区幹線道路 | 大鋸屋村開拓農業協同組合 | 30.8 〃.3 |
950,000 (29年度分) |
491,832 | 粗漏工事、出来高不足 |
(965) | 同 | 同 | 武農地区幹線水路 | 平村開拓農業協同組合 | 27,4 31.3 |
13,534,00(うち29年度までの分9,680,000) | 3,220,424 | 出来高不足 |
(参照) | ||||||||
(966) | 同 | 石川県 | 木郎地区堤塘ほか1 | 株式会社丸仁組 | 29.7 30.2 |
1,285,000 (29年度分) |
1,285,000 | 出来高不足、その他 |
(参照) | ||||||||
(967) | 同 | 福井〃 | 塚原地区幹線水路 | 大東建設株式会社ほか3名 | 29.11 31.1 |
4,876,000 (うち29年度分2,421,000) |
420,642 | 出来高不足 |
(968) | 京都農地事務局 | 滋賀〃 | 漣地区道路28年災害復旧 | 大津開拓農業協同組合 | 29.9 30.2 |
3,896,000 (29年度分) |
214,000 | 同 |
(969) | 同名古屋建設事務所 | 岐阜〃 | 渚地区幹線道路 | 大野郡青木某 | 〃.10 31.2 |
1,320,000 | 204,368 | 同 |
(970) | 岡山農地事務局 | 鳥取〃 | 宇倍野地区幹線道路 | 鳥取市小山某ほか1名 | 30.2 〃.3 |
775,000 (29年度分) |
218,720 | 同 |
(971) | 同 | 同 | 崎津地区干拓埋立 | 阪神築港株式会社 | 30.9 31.5 |
7,408,143 (うち31年度分1,265,000) |
520,492 | 設計過大 |
ポンプ式しゅんせつ船により埋立36,247立米を施行するにあたり、しゅんせつ単価は回航費および全土量に対する送泥管の受わく布設費を含め立米当り108円としているが、本地区は前記請負人が前年度から引き続き埋立工事を施行しており、しゅんせつ船は現場に停泊していたものでとくに回航費を見込む要はなく、また、前記土量のうち14,687立米は前年度に布設した受わくをそのまま利用することができるもので、立米当り93円56を見込めば足りたものである。 | ||||||||
(972) | 岡山農地事務局 | 鳥取県 | 3,160,000 | 508,743 | 設計過大、出来高不足 | |||
高城地区溜池 | 大開建設株式会社 | 30.2 31.3 |
うち29年度分 | |||||
1,009,000 | ||||||||
堤とう延長109メートルの改修にあたり、はがね土採取のための表土はぎ取り7,689立米、胴土の採取3,245立米を施行したこととしているが、実際は表土はぎ取りは3,844立米で足り、しかもうち2,545立米は胴土に流用することができたなどのため406,047円が設計過大となっている。また、はがね土を施行するための掘さく1,990立米を施行したこととしているが、実際は1,849立米を施行したにすぎないなどのため102,696円が出来高不足となっている。 | ||||||||
(973) | 同 | 同 | 山守地区幹線道路 | 有限会社丸山組ほか1名 | 29.8 〃.12 |
1,160,000 (29年度分) |
202,413 | 出来高不足 |
(974) | 同 | 同 | 2,396,000 | 522,000 | 設計過大 | |||
若桜線開拓道路 | 旭土建有限会社ほか1名 | 〃.11 31.1 |
うち29年度分 | |||||
830,000 | ||||||||
道路延長1,941メートルの切取は硬岩1,582立米、転石722立米、盛土は388立米を施行したこととしているが、実際は切取は硬岩1,094立米、転石96立米、盛土は300立米を施行すれば足りたものである。 | ||||||||
(975) | 同 | 島根県 | 江島地区干拓堤塘 | 丸和建設株式会社 | 31.2 〃.3 |
1,352,590 | 776,275 | 粗漏工事 |
(参照) | ||||||||
(976) | 同 | 同 | 上の代地区幹線道路 | 平和土建工業株式会社ほか1名 | 30.12 31.3 |
1,825,000 | 277.401 | 出来高不足 |
(977) | 同 | 同 | 三瓶地区排水路 | 大田建設株式会社 | 30.10 31.3 |
1,358,000 | 244,473 | 同 |
(978) | 同 | 同 | 12,344,000 | 456,951 | 設計過大 | |||
島田地区干拓埋立 | 阪神築港株式会社 | 29.8 31.2 |
うち29年度分 | |||||
6,303,000 | ||||||||
(979) | 同 | 同 | 出東地区基盤工 | 同 | 〃.1 〃.3 |
4,058,000 | 555,357 | 同 |
ポンプ式しゅんせつ船により客土26,186立米を施行するにあたり、しゅんせつ単価は代行工事施行分26,186立米、地元単独施行分6,484立米計32,670立米を基礎として立米当り143円55としているが、実際は前記請負人が同時期に別途団体営施行分51,095立米を本地区で施行しているものであるから、右団体営施行分を含めた83,765立米を基礎として立米当り122円51を見込めば足りたものである。 | ||||||||
(980) | 同 | 同 | 4,358,000 | 285,000 | 出来高不足 | |||
別石浜地区堤塘29年災害復旧 | 島根県 | 30.2 〃.10 |
うち29年度分 | |||||
960,000 | ||||||||
(981) | 同 | 同 | 坊床地区幹線道路 | 島根県および松江市永島某 | 29.9 30.3 |
1433,000 (29年度分) |
225,000 | 同 |
(982) | 同 | 徳島県 | 椿地区幹線道路 | 椿町開拓農業協同組合 | 29.8 30.3 |
3,060,000 (29年度分) |
580,000 | 同 |
道路延長1,077メートルのから積石垣1,074平米は控30センチメートルまたは35センチメートルの雑割石を使用し、裏込ぐり石平米当り0.3立米総量322立米を施行したこととしているが、実際は現場採取の野づら石を使用し、裏込ぐり石はれき交りの切土をそのまま使用したにすぎない。 | ||||||||
(983) | 同 | 同 | 3,620,000 | 830,000 | 設計過大 | |||
松茂地区客土引均 | 松茂村開拓農業協同組合 | 29.3 30.3 |
29年度までの分 | |||||
水田36町の基盤造成のため、土砂46,990立米を敷きならすもので、0.72立米積の土運車を使用し100メートルまたは120メートル運搬することとして立米当り87円または72円を見込み3,620,000円を積算しているが、この種工事の実績に徴じて過大なものと認められ、県当局者の再計算によるも立米当り67円65または55円15を見込み総額2,790,000円を積算すれば足りたものである。 | ||||||||
(984) | 岡山農地事務局 | 香川県 | 美合地区溜池 | 焼尾開拓農業協同組合 | 29.11 30.3 |
951,000 (29年度分) |
209,000 | 出来高不足 |
(985) | 同 | 高知〃 | 日章地区幹線水路 | 日章農地開拓組合 | 29.11 30.3 |
4,600,000 (29年度分) |
2,834,000 | 粗漏工事 |
水路延長1,584メートルの三面張コンクリートは1:3:6の配合で、側壁厚上部12センチメートル、下部18センチメートル、底厚10センチメートル総量364立米を施行したこととしているが、実際は粗悪なもので側壁上下部とも12センチメートル、底厚3センチメートル総量190立米を施行したにすぎず、工事の施行が粗漏でその目的を達していない。 | ||||||||
(986) | 熊本農地事務局 | 長崎県 | 12,777,909 | 991,939 | 設計過大、出来高不足 | |||
有馬地区干拓堤塘 | 長崎県および株式会社水野組 | 29.4 30.8 |
うち29年度分 | |||||
6,181,909 | ||||||||
株式会社水野組に8,996,000円で請け負わせたポンプ式しゅんせつ船による盛土39,739立米の施行にあたり、送砂管の受わくは延長1,700メートルを布設することとしているが、うち1,500メートルの間は表石垣または土留さくを利用することができ受わくの必要がなかったなどのため786,000円が設計過大となっており、また、県が直営により施行した堤とうの練積石垣1,674平米は石積の施行が粗雑で築石と築石との間に空げきが多いなどのため205,939円が出来高不足となっている。なお、同県は右工事の労力費として経理したもののうちから112,560円を架空の出面により支払に立て、これを21年度から23年度までに購入し海中に放置していたため流失等により不足した間知石の購入費に充当している。 | ||||||||
(987) | 同 | 同 | 風明原地区幹線道路 | 長崎県 | 30.1 〃.3 |
1,500,000 (29年度分) |
332,000 | 出来高不足 |
(988) | 同 | 同 | 古田地区幹線道路 | 〃 〃 |
〃 〃 |
500,000 (29年度分) |
211,500 | 同 |
(989) | 同 | 同 | 18,872,500 | 442,396 | 同 | |||
北松地区干拓堤塘 | 東亜建設株式会社ほか1会社 | 29.7 30.3 |
うち29年度分 | |||||
10,409,500 | ||||||||
(990) | 同 | 熊本県 | 10,804,600 | 837,781 | 設計過大、出来高不足 | |||
1町田地区干拓 | 共栄建設株式会社ほか3名 | 29.12 30.12 |
うち29年度分 | |||||
6,024,600 | ||||||||
(参照) | ||||||||
(991) | 同 | 同 | 1町田地区幹線道路28年災害復旧 | 平和建設工業有限会社ほか1名 | 29.12 30.3 |
776,000 (29年度分) |
249,974 | 出来高不足 |
(992) | 同 | 同 | 網田線開拓道路28年災害復旧 | 双葉建設株式会社 | 〃.1 〃.3 |
1,706,400 (29年度分) |
312,691 | 同 |
(993) | 同 | 同 | 球磨地区幹線道路 | 熊本県開拓事業農業協同組合連合会 | 29.12 30.2 |
1,958,000 (29年度分) |
506,463 | 設計過大 |
道路延長3,654メートルの敷砂利1,644立米はトラック1台で1日6立米を運搬することとして立米当り867円を積算しているが、実際は9立米を運搬することができ、立米当り556円を見込めば足りたものである。なお、同連合会は工事費から273,535円を差し引き、1,684,465円を現場責任者山本某に交付しているが、同人はさらにこれを中西某ほか1名に立米当り550円の単価契約により施行させている。 | ||||||||
(994) | 同 | 同 | 鞍岳線開拓道路 | 熊本県開拓事業農業協同組合連合会 | 29.12 30.3 |
1,296,220 (29年度分) |
213,839 | 設計過大 |
(参照) | ||||||||
(995) | 同 | 同 | 瀬の本地区幹線道路 | 同 | 29.12 30.3 |
1,738,000 (29年度分) |
206,000 | 出来高不足、設計過大 |
(996) | 熊本農地事務局 | 熊本県 | 端海野地区幹線道路 | 熊本県開拓事業農業協同組合連合会 | 29,12 30.3 |
1,824,000 (29年度分) |
423,436 | 設計過大 |
(997) | 同 | 同 | 平真城地区頭首工 | 同 | 29,12 30,10 |
1,662,000 | 320,881 | 同 |
(998) | 同 | 宮崎県 | 高野牧場地区幹線道路 | 株式会社坂下組 | 29,12 30.3 |
1,488,000 (29年度分) |
454,762 | 設計過大、出来高不足 |
(999) | 同 | 鹿児島〃 | 大中尾線開拓道路 | 五十鈴建設株式会社 | 29.12 30.3 |
1,345,000 (29年度分) |
426,600 |
出来高不足 |
(1000) | 同 | 同 | 楠辺地区幹線道路ほか1 | 中馬建設株式会社 | 29,11 30.3 |
1、183、000 (29年度分) |
241,721 | 同 |
(1001) | 同 | 同 | 9,116,000 | 415,908 | 同 | |||
第1谷山地区干拓堤塘29年災害復旧 | 株式会社新川組 | 〃.2 〃.9 |
うち29年度分 | |||||
4,700,000 | ||||||||
195,070,960 | 28,637,498 | |||||||
計 | うち29年度までの分 | |||||||
124,599,727 | ||||||||
31年度分 | ||||||||
1,265,000 |