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  • 昭和32年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第5節 各所管別の不当事項および是正事項|
  • 第6 農林省|
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土地改良事業費負担金の徴収が不足しているもの


(398) 土地改良事業費負担金の徴収が不足しているもの

(部)雑収入 (款)諸収入 (項)公共事業費負担金

 北海道開発局で、昭和31,32両年度における篠津地域泥炭地開発事業に対する公共事業費負担金として61,615,591円(うち31年度分19,024,204円)を北海道から徴収しているが、かんがい排水事業の対象面積を誤ったため11,470,607円(うち31年度分4,359,931円)が徴収不足となっている。
 右は、前記地域の事業計画8,848町のかんがい排水および2,882町の開墾建設のうち、31,32両年度の事業費1,244,052,568円から負担金を徴収しない開墾建設事業に要する経費等を差し引いた616,155,907円に対しその百分の十相当額を徴収したものであるが、前記開墾建設事業として処理している2,882町のうち1,856町は現在畑として耕作しているものを水田とするものであるから、この分については当然かんがい排水事業として負担金徴収の対象とすべきであり、これによって計算すればかんがい排水事業分としての負担額は73,086,198円(うち31年度分23,384,135円)となり、差引11,470,607円(うち31年度分4,359,931円)が徴収不足となっている。