日本輸出入銀行の昭和32年度中の新規貸付実行額は587億3千1百余万円で、その内訳は左のとおり
種別 | 件数 | 貸付実行額 | 比率 | |
件 | 百万円 | % | ||
輸出入 | ||||
船舶 | 44 | 43,025 | 73.2 | |
車両 | 17 | 5,415 | 9.2 | |
機械 | 21 | 2,140 | 3.6 | |
その他 | 12 | 3,681 | 6.2 | |
投資 | 9 | 4,468 | 7.6 | |
計 | 103 | 58,731 | 100.0 |
となっており、これから年度中の回収額584億5千9百余万円を差し引いた年間純増加額は2億7千2百余万円で、年度末貸付残高は638億4千4百余万円となっている。
32年度においては、2億9千1百余万円の利益をあげたが、全額法定準備金として積み立てたため国庫に納付すべき利益金はなかった。