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  • 昭和35年度|
  • 第2章 国の会計|
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災害復旧事業費の査定額を減額させたもの


(234) 災害復旧事業費の査定額を減額させたもの

 (一般会計)

 地方公共団体が施行する公共土木施設の昭和35年発生災害復旧工事の査定を了したもの(運輸省査定額2,191,297,000円)に対する検査は、査定額の比較的多かった岩手ほか5県を選び、36年2月から5月までの間に、総工事数221箇所その査定額518,056,000円のうち135工事479,443,000円について実施した。
 その結果は、既存の施設が被災していないのに復旧することとして改良工事を施行しょうとしているもの、査定工事費の積算が過大となっているものがあり、これらの査定工事費を適正なものに修正する必要があると認め当局に注意したところ、前記6県のうち3県において次表のとおり3工事につき工事費において518,000円国庫負担金相当額347,000円を減額是正する旨の回答があった。

類別
県名
運輸省査定額 左のうち実地検査したもの 減額された工事費
改良工事その他 積算過大
工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額 工事数 金額

岩手県

31
千円
88,243

21
千円
82,790

千円

1
千円
131

1
千円
131
岡山〃 42 55,946 22 47,331 1 107

1 107
香川〃 66 71,599 36 62,456
   1 280 1 280
合計 139 215,788 79 192,577 1 107 2 411 3 518