昭和３５年度決算検査報告
昭和３５年１２月から３６年１１月までの間に、物品管理職員が物品を亡失しまたは損傷した事実について所管庁から報告を受理し処理を要するものは繰越分を含め８，２６０件２３７，４５４，７７４円で、その処理をしたものは８，２４４件２３１，３７７，３１９円で、その所管別の処理内訳は次表のとおりである。
なお、処理未済件数は１６件６，０７７，４５５円である。
備考 「その他」の欄の８，２４３件２２７，５２１千円は物品管理職員の物品管理行為に法令違反の事実がないなどのため弁償責任の有無の検定の処理をせず別途処理したものである。
前表に掲げたもののうち、総理府の件数が多いのは主として防衛庁において被服等供用物品を亡失または損傷したことによるものであり、また、農林省において金額が多いのは主として天災等により食糧を亡失または損傷したことによるものである。