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  • 昭和35年度|
  • 第3章 政府関係機関その他の団体の会計|
  • 第2節 各機関別の事項

医療金融公庫


第11 医療金融公庫

 医療金融公庫は、昭和35年7月、医療金融公庫法(昭和35年法律第95号)に基づき、私立の病院、診療所等の設置およびその機能の向上に必要な長期かつ低利の資金であって一般の金融機関が融通することを困難とするものを融通することを目的として設立されたものである。
 35年度においては、政府出資金10億円、資金運用部借入金20億円計30億円を原資として28億6503万円の貸付けを実行しており、これを資金別にみると、新築資金8億6328万円、増改築資金16億6250万円、機械購入資金3億2572万円等となっている。
 35年度においては、利益金を生じなかったので国庫納付金はなかった。