昭和４１年度決算検査報告
都市における郵便局の小包配達業務は、各郵便局に配備されている軽自動車により直営で実施するほか、とくに配達数量が多い場合は運送業者に郵便物の運送を委託し受託者の提供する郵便専用自動車に局員が同乗して配達作業を行なうのを通例としているが、請負配達区のうちには交通規制等に伴って配達区域が逐次縮小し、その作業実績も直営の場合と大差がない状態となっているものがあるので、これらは直営に改めるのが合理的かつ経済的であると認めて、昭和４１年１１月改善の意見を表示したところ、郵政省においては、指摘した１７郵便局２２両のうち１６郵便局２１両について４２年９月までに直営に改める処置を了しており、残る１郵便局１両については４３年３月に直営に改める予定としている。