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  • 昭和51年度|
  • 第2章 国の会計|
  • 第5節 所管別の事項|
  • 第1 総理府|
  • (防衛庁)|
  • 昭和49年度決算検査報告掲記の意見を表示し又は処置を要求した事項に対する処置状況

護衛艦の定係港における停泊中の給電について


護衛艦の定係港における停泊中の給電について

 護衛艦「あまつかぜ」、「はるな」及び「ひえい」が定係港に停泊している間の給電方式が適切でないため、不経済となっている事態があったので、購入電力の使用を積極的に考慮したり、給電方法を総合的に検討したりして適切な改善策を講じ、経費の節減を図る要があると認め、昭和50年11月に是正改善の処置を要求した。

 これに対し、海上自衛隊では、海上幕僚監部に艦艇給電対策委員会を設けて調査検討を行い、「あまつかぜ」については、52年3月に購入電力を使用するための給電施設を整備し、4月から使用開始した。また、「はるな」は52年10月にディーゼル発電機の装備を完了しており、「ひえい」も52年8月にディーゼル発電機を発注し、11月から実施される同艦の年次検査期間中に装備することとしている。