会計検査院は、昭和53年10月13日、内閣から52年度の歳入歳出決算を受領し、その検査を終えて53年12月15日内閣に回付した。
一般会計決算額及び各特別会計決算額の合計額は、次表のとおりである。
一般会計 | 特別会計 | 総計 | |
千円 | 千円 | 千円 | |
歳入 | 29,433,622,824 | 60,562,085,831 | 89,995,708,656 |
歳出 | 29,059,841,739 | 52,268,427,410 | 81,328,269,150 |
歳入超過 | 373,781,085 | 8,293,658,421 | 8,667,439,506 |
一般会計の歳入超過は、3737億8108万余円で、前年度の歳入超過6084億0455万余円に比べて2346億2346万余円減少している。
上記の歳入超過3737億8108万余円から既往年度に発生した剰余金の使用残額を差し引いた52年度新規発生剰余金は3611億1233万余円で、これから翌年度への繰越歳出予算財源2285億1033万余円及び交通安全対策特別交付金財源45億4441万余円を差し引いた1280億5758万余円が、52年度における財政法(昭和22年法律第34号)第6条の純剰余金となっている。