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  • 昭和52年度|
  • 第1章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1節 歳入歳出決算|
  • 第2 特別会計

貴金属特別会計


(6) 大蔵省所管 貴金属特別会計

 この特別会計は、国が行う貴金属の買入れ、売払い又は管理に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されていたもので、53年3月31日に廃止され、この特別会計に属していた権利及び義務は一般会計に帰属した。
 52年度(年度の終了は、この特別会計廃止の日の前日の53年3月30日である。)の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに1102億6665万余円、歳出では、支出済歳出額601万余円、不用額629万余円となっている。

 上記の収入に係る業務実績の主なものは、日本銀行に対する金地金100,296,624.3gの売払いである。
 前記の歳入歳出決算により生じた剰余金1102億6064万余円は、一般会計の52年度歳入として処理された。
 なお、このほか銀地金等の資産(帳簿価格9億3333万余円)が一般会計に引き継がれた。