この特別会計は、わが国が連合国との間に締結した条約に基づいて行う賠償、財産の補償その他平和の回復に伴い支払を要する特殊債務の処理に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
52年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額、収納済歳入額ともに2億3375万余円、歳出では、支出済歳出額8316万円、翌年度繰越額1億0097万余円、不用額4046万余円となっている。
上記の支出は、日本国とアルゼンティン共和国との間の交換公文に基づくアルゼンティン請求権処理費である。