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  • 昭和52年度|
  • 第1章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1節 歳入歳出決算|
  • 第2 特別会計

森林保険特別会計


(22) 農林省所管  森林保険特別会計

 この特別会計は、国が経営する森林保険事業に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 52年度の歳入歳出決算についてみると、歳入では、徴収決定済額55億1592万余円、収納済歳入額55億1592万余円、収納未済歳入額1千余円、歳出では、支出済歳出額14億1513万余円、不用額50億2078万余円となっている。不用額の主なものは森林保険費(歳出予算現額10億5039万余円)の5億0390万余円である。

 上記の経理の基礎となった契約保有高は52年度末現在7万余件(135万余ha)5941億5500万余円であり、また、前記の支出に係る業務実績の主なものは保険金7,699件5億3083万余円の支払である。
 なお、52年度における損益についてみると、保険料等の利益57億0163万余円、保険金等の損失53億5852万余円で、3億4310万余円の利益を生じており、前年度からの繰越損失を差し引いた利益1億5739万余円が翌年度へ繰り越されている。