林野庁が直ようで実施している製品生産事業において、相当数の製品生産事業所等の作業の生産性が同庁で定めている標準林内生産性に比べてかなり下回っており、しかも、これら事業所等のうちには、その生産性が標準林内生産性の50%以下であるうえ、生産した素材の販売による損失が著しいものが見受けられたので、作業管理を適正にして生産性の向上に努めるなど業務を的確に行う処置を講ずる要があると認め、昭和52年11月に改善の意見を表示した。
これに対し、林野庁では、本件事業の実施に当たって作業管理の改善、生産性の向上等について所要の措置を講じつつあり、生産性も逐次向上している。