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  • 昭和52年度|
  • (別掲)特に記述を必要と認めた団体の団体別の決算(第1章 第7節 第4関係の分)

新技術開発事業団


(19) 新技術開発事業団

 この事業団は、新技術の開発を効率的に行い、その成果を普及することを目的として設置されているもので、52事業年度末現在の資本金は98億5563万余円(全額国の出資)となっている。
 52事業年度の収入支出決算についてみると、収入では収入決定済額30億2107万余円、支出では、支出決定済額26億7976万余円、翌事業年度繰越額350万円、不用額6億2769万余円となっている。不用額の主なものは開発費(支出予算現額25億5293万余円)の4億6751万余円である。

 上記の収入支出に係る業務実績の主なものは、新技術の開発委託契約の締結12件31億2780万円、委託開発の成功による開発費債権の回収9億6752万余円である。
 なお、52事業年度における損益についてみると、国庫補助金等の収益5億6255万余円、一般管理費等の費用6億2689万余円で、6434万余円の損失を生じており、前事業年度からの繰越欠損金と合わせ4億4239万余円が翌事業年度へ繰り越されている。