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  • 昭和52年度|
  • (別掲)特に記述を必要と認めた団体の団体別の決算(第1章 第7節 第4関係の分)

簡易保険郵便年金福祉事業団


(22) 簡易保険郵便年金福祉事業団

 この事業団は、簡易生命保険及び郵便年金の負う使命の達成に資するため、簡易生命保険及び郵便年金の加入者福祉施設の設置及び運営を適切かつ能率的に行うことを目的として設置されているもので、52事業年度末現在の資本金は566億3004万余円(全額国の出資)となっている。
 52事業年度の収入支出決算についてみると、収入では収入決定済額250億6188万余円、支出では、支出決定済額280億0646万余円、翌年度繰越額51億2796万余円、不用額77億7982万余円となっている。
 翌年度繰越額の主なものは施設建設費(支出予算現額193億3056万余円)の44億9841万余円、不用額の主なものは施設建設費の58億8511万余円である。
 前記の収入支出に係る業務実績の主なものは、52事業年度に開設した簡易保険保養センター3箇所を含め81箇所の福祉施設の運営及び5箇所の福祉施設の建設である。
 なお、52事業年度における損益についてみると、業務収入等の収益196億5850万余円、業務経費等の費用199億6952万余円で、3億1102万余円の欠損金を生じており、この欠損金は、翌事業年度において法定積立金を減額して整理されている。また、52事業年度末における法定積立金は6億1457万余円となっている。